無機質にアウトプット

読んだ本や観た映画の感想を書いていきます。

【感想②】『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』

前回に引き続き『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の感想を綴っていく。 

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前の記事では自分と本作品のファーストコンタクトで力尽きてしまったので、今回は本筋の感想に触れていこう。

 

繰り返しになるが改めて観返してみて、シリーズの中で本作が1番好きだと感じた。小学校の頃に何度も観た作品ではあるが、設定や物語の位置づけを理解した上でシリーズの他作品を通しで観た今だからこそハッキリとそれが言える。

 

言い方がアレだが「こんなにも面白かったっけ?」と驚くほどの面白さだった。今回はなぜそこまで面白かったかを3つの観点から書いていこうと思う。 

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【感想①】『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』| シリーズを一作も観たことない妻と観るスター・ウォーズ鑑賞会【第4弾】

嬉しいことに連休が多く、図らずとも家に引きこもらねばならない事件もあったこともあり、必然的に今月は映画鑑賞に充てる時間も多くなっている。

 

インプットに対してアウトプットが追いついてないので、映画の感想記事がどんどん後手に回ってしまうのも贅沢な悩みだ。

 

ということで観てから少々時間が経ってしまったが『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』について書いていく。

 

時系列は過去へ、そして主人公がルークからアナキンにシフトする本作は、いわゆる「新三部作」と呼ばれている(呼ばれていた?)シリーズ後半の第1作目。

 

あらためて見返して、シリーズの中でワタシは本作が一番好きだと感じた。

そんな本作について書いていくと、長くなるのが目に見えているのでこの記事も前回同様2回に分けて書くことにした。あしからず。

 

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ネタバレありきで感想を書くのでまだ観てない方はご注意ください。

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台風19号のせいで家の前がウォーターセブンになったって話

皆様、過去最大規模と言われてる台風19号の影響は大丈夫だったでしょうか。

 

台風本体はすでに本島を抜けていったみたいですが、その爪痕は各所に大きく残しています。読者様の無事を祈っております。

 

ワタシも関東圏内に住んでいる身なので、今回ガッツリ直撃しました。人生初の被災という感じです。

 

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【振り帰り】2019年の目標だった70記事を達成

先日の『アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論―はじめて学ぶ二大理論』の書評記事でブログの記事数が70に達しました。

 

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今年の初めに立てた目標が「ブログの累積記事数70」だったので、この段階で目標達成できたことになります!いつも読んでくださってる皆様、本当にありがとうございます!

 

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ということで、70記事達成の振り返りをしてみます。

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【書評】『アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論―はじめて学ぶ二大理論』

BLUE BACKSの『アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論―はじめて学ぶ二大理論』を読んだので記事にしておく。

アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論―はじめて学ぶ二大理論 (ブルーバックス)

アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論―はじめて学ぶ二大理論 (ブルーバックス)

 

 

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【書評】『「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由』

今年の5月に結婚し、かれこれもうすぐ半年が経つ。子供はまだいないのでそこまで大きく生活は変わっていないが、所帯を持ったということで「保険」について真剣に考えようかと思い、何冊か本を読んでいる。

 

1冊目として紹介するのが後田亨さんの『『保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由』。

 

保険のプロである著者と素人であるライターによる対話形式の本で、保険との付き合い方を、論理的かつわかりやすく学ぶことができる。 

 

 

本書を読んでほしい人

  1. 生命保険の加入を考えているけれど、何をどう選んだらいいかわからない人
  2. とにかく将来が不安!はやく保険に入らなきゃと焦っている人
  3. 保険への加入は極力少ない方がいいと論理的にはわかっているんだけど……やっぱり不安な人

著者の後田さんは上記のような人たちに「まずは立ち止まってみる」ことを強くオススメしている。

 

 

この本を読むことで、保険とどのように付き合っていけばよいかベースとなるスタンスが学べるはずだ。

 

 

そのスタンスに共感するか/しないかはまた別の話だと思うので、まずは本書を読んでもらって「こういう考え方もあるんだなぁ」というのを知ってほしいと感じた。

 

対話形式ゆえのわかりやすさ

冒頭でも軽く述べたが、この本はアラサーでフリーランス ライターの中村さんと著者でありFPである後田さんの対話形式で進む。

 

 

素人がプロの話を聞く構図を取る本はは、前者が読者の疑問点を代弁してくれるのでくれるのでわかりやすいことが多い。過去の記事で紹介している『「数字」が読めると本当に儲かるんですか?』もそのタイプ。

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特に本書でいいなと感じたのは、中村さんがすぐに後田さんのロジカルな説明に納得しないこと。

 

 

タイトルからもわかるように、この本では「保険には極力入らないほうがよい」という論調がメインであり、その理由を保険会社が利益を得る仕組みや、保険金が払われるような事態が発生する確率をまとめた統計資料を裏付けに説明する。

 

 

論理的に説明されれば「なるほどな〜」とは思うが、それでも「万が一の不安」という感情をコントロールしきれないのが人間である。中村さんは読者のそういった気持ちを代弁してくれるように、良い意味で感情ベースでに問いかけをしてくれる。

 

 

当然、その問いかけに答える形でより掘り下げた説明をしてくれるので中村さんも読者もより納得できる。

 

結局、なぜ保険のプロは生命保険に入らないのか?

この本のタイトルにもなっているクエッション。結論から先に書くと「保険は損な(負ける確率が高い)賭けだから」だとワタシは解釈した。

 

 

上記の結論につながる印象的だった部分を引用しよう。

後田「ちょっと問題を出してみましょう。次の3つの商品があるとして、中村さんだったらどれを買いますか?」

  1. 還元率が50%弱だという判断材料がある商品
  2. 還元率が75%だという判断材料がある商品
  3. 還元率が40~80%程度だと見られるが、判断材料が乏しい商品 

中村「この中だったら、2.ですね。還元率が高くて、なおかつ判断材料があるからです」

 

後田「普通に考えたら間違いなく2.を選びますよね。では反対に一番買いたくない商品はどれですか?」

 

中村「3.・・・ですかね。還元率が80%と一番高いですが、バラツキが大きいし、判断材料が乏しいとなると、手を出すのが怖いです」

この流れからお察しだと思うがこの問いかけ、3が保険。

  1. 宝くじ
  2. 競馬
  3. 保険

となる。つまり還元率だけみると保険は競馬より損な賭けということになる。中村さんは当然「保険とギャンブルは違う」と反論するが、結局何が起こるかわからないからこそ「コスト」と「確率」で冷静に議論することが大事なんだと後田さんは主張する。ワタシも可能限りこういう合理的スタイルでありたいと思う。

 

 

その他にも保険に極力入らないほうが良い理由を、公的制度の充実さ、手数料の高さ、将来の不確定性などの観点から説明してくれる。

 

 

自分の人生に大きく関わることなので、この本の内容を丸々鵜呑みにするのは違うと思うが、個人的には共感できることが多かった。

 

 

後田さんが検討に値する具体的な商品名も紹介されているのも本書のオススメポイントの1つだ。保険について悩まれているのであれば、まずは1冊目として手に取ってみてほしい。

【感想②】『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』

前回記事は勝手なルーク最強説を語って力尽きてしまった。さすがにまだ書き足りないことがあるので、今回も『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』について書いていく。

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ネタバレありきで感想を書くのでまだ観てない方はご注意ください。

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