無機質にアウトプット

読んだ本や観た映画の感想を書いていきます。

【感想・ネタバレあり】映画『シャイニング』

 子供の頃、長期休みのたびに帰っていたおばあちゃんのお家。行けば目いっぱい甘やかしてくれるし、美味しいご飯も食べられるしで子どもにとっては天国のような場所だったが、わたしにとって一つだけ苦手なことがあった。

 

 夜、トイレに行くのが怖いのだ。

 

 祖母の家は3階建てで、2階が居間と台所、3階が祖父の部屋と物置、そして1階に玄関とお風呂とトイレがある間取りだった。だいたい泊まるときは居間に布団を敷き詰めてみんなで寝るので、当然トイレに行くには階段を降りなければいけない。

 

 そうすると階段を降りるたびに正面に玄関のドアが目に入る。昼間は別になんも思わないのに夜、電気がほとんどついてない玄関のドアがなぜかとても不気味に感じられ、怖かった。ひとりでトイレに立つのが嫌で、かといって親や祖母をわざわざ起こすのも情けなかったので、祖母の家に遊びに行ったときはよくトイレを我慢したものである。

 

 人間慣れない建物に寝泊まりするだけで、ストレスだったり恐怖を感じたりするのかもしれない。

 

 前置きが長くなったが、そんな夜のおばあちゃん家と同じ不気味さを感じたが、今回観た『シャイニング』だった。

シャイニング (字幕版)

シャイニング (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 
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【読書メモ・感想】里中哲彦『日本人のための英語学習法 』

 さて、わたしたちはどうして日本語ができるのでしょうか。日本人だからでしょうか。それとも、日本で生まれ育ったからでしょうか。

 いずれも違います。日本語をみっちり練習したからです。わたしたちは日本語のトレーニングを積んだからこそ、日本語ができるようになったのです。

 ー 里中哲彦『日本人のための英語学習法』より

  昨年2019年、わたしはTOEICスコア600点を目標に掲げ、CMでも有名なスタディサプリで勉強した。結果なんとか630点を獲得、めでたく目標を達成した。 

 

jokigen.hatenablog.com

 

 600点というのは別に決して高いスコアじゃない。ただ個人的には結構満足し、他にもやりたいことがあるので「英語学習はもうしばらくいいかなっ」ってなっていた。

 しかし先日、会社の面談にて「今後海外案件や留学を目指すのであれば、年度内に650点は最低要件だよ」と言われてしまった。

 

 昔はそこまで海外志向はなかったのだが、最近は短い人生!どうせなら若いうちに!と思うようになり、一応要件だけは満たしておこうということで再度TOEICに向けた勉強を始めることにした。

 

 ということで前置きが長くなったが、そのTOEIC勉強へのモチベーションアップのために読んだのが、里中哲彦氏の『日本人のための英語学習法』。

日本人のための英語学習法 (ちくま新書)

日本人のための英語学習法 (ちくま新書)

 

  ちまたに英語教材が溢れているのと同じくらい、英語学習に関する本も腐るほど出ている。

 

 わたしも英語に関しては一般的なビジネスマンが持つ程度にコンプレックスと課題意識を持っていて、この手の本も何冊か読んでいるのだが、その中でも本書は一番よかった。英語学習本は本書を一冊手元に置いておけば良いと思う。オススメ。 

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【まとめ】会計本を何冊かまとめて読んだので、オススメ順に5冊紹介する

4月を勝手に「会計学月間」に設定して、会計をテーマにしたビジネス書(以下、会計本)を中心に何冊か読んだので、オススメBEST5をまとめておく。
 
本屋に立ち寄れば「はじめての会計」や「だれでもわかる財務諸表の読み方」的なタイトルの本は大量にあり、ビジネスマンの永遠のコンプレックスなんだろうなぁとしみじみ思う。もちろんわたしも含めて。
  • 会計本には2種類ある
  • わたしのオススメ会計本 BEST5
    • 第1位『図解「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書』小宮 一慶
    • 第2位『ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務』石野 雄一
    • 第3位『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~』山田 真哉
    • 第4位『経理以外の人のための 日本一やさしくて使える会計の本 』久保憂希也
    • 第5位『人事屋が書いた経理の本』 協和醗酵工業
  • その他
    • 『決算書はここだけ読め!』前川 修満 
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noteをはじめてみた話とはてなの「空気」の話

はてなブログ」なのに他のプラットフォームについて書くのは若干反則な気がしなくもないが、今日はnoteについてのお話。

 

GWに入り、前々から気になっていたサービス、noteに手を出してみた。

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【読書メモ・感想】三浦将『自分を変える習慣力 』

習慣は実はとても簡単に身に付きます。根本的なこと、それは、 あなたの潜在意識を味方に付けること です。

ー 三浦将『自分を変える習慣力』より

 

Kindle Unlimitedで三浦将さんの『自分を変える習慣力』を読んだ。潜在意識に働きかけることにフォーカスした、習慣に関するビジネス書。習慣をコントロールできれば、才能や能力に関係なく人生を変えられる!とアゲアゲにさせてくれるが、具体的にどう潜在意識にアプローチをかければいいのかは、今ひとつ掴みきれなかった。 

自分を変える習慣力 (Business Life 1)

自分を変える習慣力 (Business Life 1)

  • 作者:三浦 将
  • 発売日: 2015/11/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
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【読書メモ・感想】市川清太郎『朝8時までの習慣で人生は9割変わる』

時間をムダづかいするのは、「人生の時間にはかぎりがある」「人間は必ず死ぬ」という当たり前の事実を忘れてしまっているからではないでしょうか?

ー 市川清太郎『朝8時までの習慣で人生は9割変わる』より

 

Kindle Unlimitedで市川清太郎さんの『朝8時までの習慣で人生は9割変わる』を読んだ。結論から先に書いてしまうとKindle Unlimitedサブスクリプション内でタダで読んでいなかったら、後悔していただろうと思う内容だった。積極的にはオススメしない。

朝8時までの習慣で人生は9割変わる

朝8時までの習慣で人生は9割変わる

 

 

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