【感想・ネタバレあり】映画『シャイニング』
子供の頃、長期休みのたびに帰っていたおばあちゃんのお家。行けば目いっぱい甘やかしてくれるし、美味しいご飯も食べられるしで子どもにとっては天国のような場所だったが、わたしにとって一つだけ苦手なことがあった。
夜、トイレに行くのが怖いのだ。
祖母の家は3階建てで、2階が居間と台所、3階が祖父の部屋と物置、そして1階に玄関とお風呂とトイレがある間取りだった。だいたい泊まるときは居間に布団を敷き詰めてみんなで寝るので、当然トイレに行くには階段を降りなければいけない。
そうすると階段を降りるたびに正面に玄関のドアが目に入る。昼間は別になんも思わないのに夜、電気がほとんどついてない玄関のドアがなぜかとても不気味に感じられ、怖かった。ひとりでトイレに立つのが嫌で、かといって親や祖母をわざわざ起こすのも情けなかったので、祖母の家に遊びに行ったときはよくトイレを我慢したものである。
人間慣れない建物に寝泊まりするだけで、ストレスだったり恐怖を感じたりするのかもしれない。
前置きが長くなったが、そんな夜のおばあちゃん家と同じ不気味さを感じたが、今回観た『シャイニング』だった。
【読書メモ・感想】里中哲彦『日本人のための英語学習法 』
昨年2019年、わたしはTOEICスコア600点を目標に掲げ、CMでも有名なスタディサプリで勉強した。結果なんとか630点を獲得、めでたく目標を達成した。
600点というのは別に決して高いスコアじゃない。ただ個人的には結構満足し、他にもやりたいことがあるので「英語学習はもうしばらくいいかなっ」ってなっていた。
しかし先日、会社の面談にて「今後海外案件や留学を目指すのであれば、年度内に650点は最低要件だよ」と言われてしまった。
昔はそこまで海外志向はなかったのだが、最近は短い人生!どうせなら若いうちに!と思うようになり、一応要件だけは満たしておこうということで再度TOEICに向けた勉強を始めることにした。
ということで前置きが長くなったが、そのTOEIC勉強へのモチベーションアップのために読んだのが、里中哲彦氏の『日本人のための英語学習法』。
ちまたに英語教材が溢れているのと同じくらい、英語学習に関する本も腐るほど出ている。
わたしも英語に関しては一般的なビジネスマンが持つ程度にコンプレックスと課題意識を持っていて、この手の本も何冊か読んでいるのだが、その中でも本書は一番よかった。英語学習本は本書を一冊手元に置いておけば良いと思う。オススメ。
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