無機質にアウトプット

読んだ本や観た映画の感想を書いていきます。

なぜ外国債券は不要なのか。解説されたけど、わからなかったって話

 

 

 

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どうも。ありひとです。


今日は久々に投資に関わるお話を。

少し前に楽天証券の『トウシル』でこんな記事がアップされました。

media.rakuten-sec.net

 

読んでみたのですが、私の勉強不足もあり理解できないところが多々……。

 

 

そこで"わからない"のは勉強のいいきっかけだと思い、調べてみることにしました。

投資やお金に関する情報満載のメディア『トウシル』

『トウシル』とは楽天証券がオープンしているWEBメディアで、お金や投資に関する情報を提供してくれるサイトです。

 

最近の経済の動向はもちろん、業界に明るいFPの方や専門家の先生がコラム形式で様々なレベル、観点で記事を書いてくれるので、とても勉強になります。

 

上記の記事は大ファンである山崎元先生の記事です。
(私が山崎さんのファンである理由は以下の記事を読んでみてください)

 

jokigen.hatenablog.com

 

国債券がポートフォリオに不要なのはなぜ?

今回の山崎さんの記事では、タイトルにあるように「ポートフォリオに外国債券が不要な理由」について解説してくれてます。

 

この「外国債券、不要」は山崎さんが一貫して主張し続けている内容です。

 

私も山崎さんの本を何冊も読んでいるので、「リスクの割にリターンが割に合わない」のが理由であることはフワ〜っとわかった風な気分になっています。

 

しかし「じゃあなんで割りに合わないの?」と問われると、そこまで理解できておりません。チコちゃんだったら「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱るところですね。

 

通貨の交換比率と金利がセット??

国債券を入れてもいいという人の主張は「日本の金利は大変低く、外国の金利は高い。だから為替リスクはあるものの、外貨預金や外国債券はリターンも高い」ということかなと考えています。

 

ここまでは、賛同するかは別として、私もそうなのかなと思ってました。

 

でも山崎さんはこうおっしゃってます。(以下引用)

米ドルでも豪ドルでもブラジルレアルでもいいが、外貨ベースでの金利が日本円よりも高い通貨の債券や預金を持つことを、「為替リスクというリスクがあるけれども、金利が高いから『ハイリスク・ハイリターン』の原則に従った状況なのだ」と考える人が少なくないのだが、この認識は、外国為替取引に対する理解を欠いている。

 

外国為替取引に対する理解を欠いている。なかなかバッサリです。

そしてこう続けています。

外国為替市場では、通貨の交換比率と金利がセットで取引されているので、高金利の通貨をロング(買い持ち)しても、低金利の通貨をロングしても、母国通貨ベースで期待される利回りは基本的にはどちらが高いとも言えない、という理解が基本である。 

うわっ!基本ですか…。基本がわからない私はいったい。

特に外国為替市場では、通貨の交換比率と金利がセットで取引されているので、」

ここが全くわからない。金利とセット??

 

なので、 この辺をキーワードにググってみました。

 

より詳しく書かれた記事を見つけるも…

幸いにも同じ山崎さんが同じトウシルで、下記のような記事を書かれていました。

 

この記事でもバッチリ「国為替市場では、通貨の交換比率と金利がセット」という言葉が使われています。ちなみに2014年の記事です。

media.rakuten-sec.net

 

シメシメ。調べてみるもんだわ。とほくそ笑んでいたのですが、読んでみて、頭ショートしそうでした。

 

スポット・レート?フォワード・レート?金利裁定??またも聞き慣れぬ単語に愕然です。

 

仮にも理系院卒なので、数式が出てくればそこから何か読み取れそうなもんですが、あいにく私はその辺の数学センスも乏しく、この記事でも納得いく答えはでませんでした。

 

金利裁定」というキーワードから「金利平価説」というキーワードにいきつく

結局「金利裁定」という言葉をもとに、しばらくネットを彷徨いました。

結果、いきついたのが金利平価説」です。

 

金利平価説とは、「2国間で金利に差があったとしても、投資家(投機家?)の思惑により為替レートが変動するため、結局リターンは均されてしまう」ということらしいです。

 

どういことか。わからないながらですが、定性的にまとめてみます。

 

例えば、日本の円に比べてアメリカのドルの方が金利が高いです。

投資家たちはこの金利差を利用して儲けるために、金利が低い円を調達→ドルをたくさんGETしようとします。

 

投資家みんなが同じことをするので、ドルの価値は上がって円の価値は下がります。円安ドル高ってやつです。

 

円の価値が低いとGETできるドルも少ないです。

 

今度、投資家たちは利益を得るためにドルを円に替えたいと思いだします。
この時もやはり投資家みんなで同じ行動をするので、ドルの価値が下がり、円の価値は上がり円高ドル安になっています。

ドルの価値は低いので、GETできる円は少ないです。

 

結局、高い金利差を利用して儲けるために外貨を買っても、その行動に伴い為替レートも変わってしまうので、全体で見れば円だけ運用したときとリターンはそこまで変わらないということのようです。

 

超ざっくりですが、これが「外国為替市場では、通貨の交換比率と金利がセット」の意味!!!……だと思いましたが、ごめんなさい。やや自信がありません…。

 

初めてトウシルの記事を読んだ時よりは、少しはマシになりましたが、まだまだ腑に落ちない部分もあります。

 

やはり定性的過ぎますね。数式を用いて説明できるようにならないと。

 

今回は一旦、ここまでにして引き続き勉強は精進するようにします。

 

今回の記事に対して「いや全然ちがうよ!」とか「この本読んで出直せよ」とかご意見、ご指摘あれば是非ください。しっかり勉強させていただきます……。

 

あとがき

疑問に思ったことを調べて記事にまとめるというのは、なかなか良いですね。(その質はさておいて)

 

記事というアウトプットにすることで、記憶に残りやすそうです。

あとはこういうとき軽いポンチ絵を描けるようになるといいなと感じます。

 

いちいちパワポもめんどいし、ペンタブでも買おうかなぁ。

何か簡単に絵を描くツールとかないですかね。

 

では今日はこのへんで。次回もよろしくどーぞっ!ありひとでした。