無機質にアウトプット

読んだ本や観た映画の感想を書いていきます。

NISA講座を銀行窓口で開設してはいけない

ども。ありひとです。

今回は、私が投資の世界を足を踏み入れたきっかけとその時の失敗談について書きます。

 

2回目の記事からいきなり「失敗談かよ!」って感じもしますが、同じ過ちをして欲しくないという意味を込めて、紹介させてください。

 

今回の件から得るべき教訓

失敗談なので、失敗から得られる教訓を先に結論として書いちゃいますね。今回の教訓は2つです。

 

  •   銀行でNISA口座を開設してはいけない
  •   美人のお誘いでも、己の頭でしっかり考えて決めること

教訓の意味は以降で説明していきますー。

 

始まりは大手銀行での口座開設

そもそもの始まりは都内の会社に就職したことで、新しい銀行口座を開設したくなったことです。


学生時代は地方の銀行さんにお世話になっていたのですが、社会人になることをきっかけに都内にATMが多く、便の良い大手銀行で口座を持っておこうと考えました。

 

窓口のお姉さんが綺麗だった

はい。全てはこれに尽きます。

 

会社の創立記念日で平日休みがあったタイミングで開設に行った際、対応してくれた窓口のお姉さんが綺麗だったんです。

 

テンション上がりました。

 

あれよあれよとNISA口座開設

まあ、そんな綺麗なお姉さんを前にしたからといって、メンタルチェリーな私は特に何ができるわけではありません。

 

平然を装いながら、粛々と口座開設の手続きを進めておりました。


手続きも終盤に差し掛かり、「あーこの幸せなひと時も終わりか。ええ夢みさせてもらいましたわー」と思ったところで、綺麗なお姉さんは言いました。


綺麗なお姉さん「ところで、ありひと様はNISAに興味あったりしませんか?」

私「はて?NISA。あんまり良く知らないけど確か税金がお得になるような制度だったような…」

 

↑私の当時のNISAに関する知識はこの程度。正直「株とかを売買する一部の人が利用する制度」くらいの印象でした。

 

だから、特に株や投資を予定がなかった私は、最初お姉さんのお誘いを断るつもりでした。よくわからないし、何より手続きがめんどくさいと思ったわけです。


でもそこは、綺麗なお姉さんも営業職。なかなか簡単にはひきません。結局、私はお姉さんの営業スマイルに負けてNISA口座を開設することにしました。

 

開設には住民票も必要で、その場で市役所に取りに行くことになるなど、想像以上に手続きはとても面倒でした。しかし男が一度言ったことを簡単に撤回もできず、そのままズルズルと開設しました。

 

なぜ銀行でのNISA口座開設は失敗なのか

その日は口座を開くだけで、特に金融商品を買うことなく退散しました。では、なぜ銀行でNISA口座をしたことが失敗だったのか。

 

帰宅した後にWebや本で色々調べると以下のようなデメリットがあるからです。

  1.   銀行では株取引ができない
  2.   窓口で手数料の高い商品をオススメされてしまうことがある
  3.   顧客の財務状況を把握しているからカモにされてしまう

特に3番については、ボクが好きな経済学者の山崎元さんは著書の中で、銀行でお金の相談をする人のことをこう例えています。

生肉を体に巻いてサバンナを散歩するようなもの

2番もそうですが、要は面と向かって話すことになるので、その分セールストークの影響を受けやすくなってしまうということですね。ははは。誰かさんみたいですね。


1番については、当時そこまでガッツリと投資をやるつもりはなかったので、実際は問題ないと言えば問題なかったのですがら、「できない」とあらかじめ選択肢が閉ざされてしまうと不満に思うのが人間というものです。


以上のように、私の個人投資家としてのスタートはいきなり3つのハンデを背負って始まったわけです。ただ繰り返しになりますが、当時は開設したものの、投資をやる気なんてあんまりなかったので、そこまで大きな問題があるとは思っていませんでした。

 

そもそも失敗だったと認識したのもずっと後です。

 

この失敗をちゃんと取り戻そうと考え出した機会については、また次回お話します。

 

まとめ

結局のところ、NISA口座に限らず自分がよくわかってないものを、なんとなく使おうとするのはよくないってことです。

 

当時の私はNISAのメリットやデメリットをよく理解しないまま、ただただお姉さんが綺麗だからという理由から銀行で開設してしまいました。

 

今年の1月から「つみたてNISA」という制度も始まりました。これをきっかけにNISA口座を開設する人も増えるんじゃないかと思いますが、どうか私と同じ失敗をしないようにしてほしいです。


それでは次回もよろしくどーぞっ!