無機質にアウトプット

読んだ本や観た映画の感想を書いていきます。

「2020年やらないことリスト」

2020年あけましておめでとうございます。

 

皆さんお正月はいかがお過ごしでしょうか。初詣に行かれた方、実家に帰省されている方、家族で過ごされている方。色々かと思います。

 

ま。わたしは出勤でしたけどね。

 

まぁ年末年始の監視体制みたいな感じで元々予定されてた出勤で仕方ないことだから、いいんだけどね(苦笑)

 

さて気を取り直して。2020年の初記事ということで、去年に続き目標は立てるつもりですが、その前に「やらないことリスト」というものを考えておこうかなと思ってます。

しないことリスト (だいわ文庫)

しないことリスト (だいわ文庫)

  • 作者:pha
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2018/09/12
  • メディア: 文庫
 

なぜに「やらないことリスト」?

ことの発端は去年の中頃からハマっている山口周さんによる下記のツイート。

 さすが山口さん。ツイートのセンスが高い(もはや信者)。

 

「選択」と「捨象」が大切なのはごもっとも。アレもコレもやりたいだと結局時間というリソースが分散して、どれも中途半端になってしまうもんね。エッセンシャル思考ってやつです。

 

ということで、今年は目標を立てるともに、「これは基本やらないぞ!」ってことをあらかじめ宣言しておこうかなと思う。

 

やらないことリスト

わたしの「2020年やらないことリスト」はコチラ!

  1. 安易にビジネス書(紙・電子版問わず)を買わない
  2. 不用意に本屋・古本屋に近づかない
  3. 不用意にKindleセールをチェックしない
  4. なんとなくTVを観ない
  5. 『少年ジャンプ』の新連載マンガを読まない(ジャンプ+を含む)

意外と出なかった……。ひとつずつ詳細書いていきます。

1. 安易にビジネス書(紙・電子版問わず)を買わない

これは去年の終盤からなんとな〜く思ってたことで、そろそろ栄養ドリンク的にビジネス書を読むことから卒業したいということで追加。

 

ビジネス書を読むとテンション上がるし、自分ができるヤツになったような気がするけど、そういう消費的な読書じゃダメで、きちんと読み返したり、アウトプットしないと実際は身になってないんだよなぁと薄々感じていた。

 

そんなわたしにダメ押しの一手をくれたのが、これまた山口周さんの『読書を仕事につなげる技術』。この本で山口さんは「人間は忘れる生き物なので、本は3回は読み直したほうがいい」と語っている。

 

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

 

特にビジネス書というのは、古典的名著というのが少ないので、その名著を何回も何回も読むことが大切とのこと。

 

そうなると当然流行りのベストセラーとかに読書時間を割いている余裕はなくなる。

 

昔は電子版だったら場所を取らないからいいや!と思ってたけど、それも結局買うだけ買って読まなかったり、1回サラッと読むだけに留まってしまうことが多かった。

 

なので、今年1番守りたい「やらないこと」として「安易にビジネス書を買わないこと」を掲げる。

 

ただそうはいっても栄養ドリンクを飲みたくなることがあると思う。そういうときは『Kindle Unlimited』サービスを活用することにする。せっかく月額で払っているのに使わない手はない。

 

今(2020.1.2時点)なんか2019年の大・大・大ベストセラー前田裕二氏の『メモの魔力』もタダで読めてしまう。なので、流行りのベストセラーを無理と買わなくても後々Kindleの読み放題で読めてしまうこともあるということだ。

 

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

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2. 不用意に本屋・古本屋に近づかない

これは1.を守るための内容。本屋に行ってしまうと、どうしても本を買いたくなる。本屋をプラプラするだけで自分の知識が増えたり、できる人間になったと錯覚してしまうことすらある。多々ある。

 

特に古本屋はわたしにとって超・サンクコスト製造場みたいなところであり、

「欲しい本が古本屋で安くなってないか探しに行く」

「売ってなかった」

「せっかく来たのだから他に掘り出し物がないか探してみる」

「買う!と決めきれないまでも、なんとなく良さそうに感じる本ばかり」

「買うか迷ってひたすらプラプラ」

「いつの間にか2、3時間軽く過ぎてて、時間を無駄にしたくないということで結局そこまでほしくなかった本まで買ってしまう」

なんてパターンがほんとによくある。そりゃもう多々ある。

 

本屋をプラプラすることはそれだけで幸福な時間なので、必ずしも無駄じゃないんだけど、その時間を他のアウトプットやインプットに回していたら……と後悔するときもあるので、不用意には近づかないことにする。(そういう娯楽的な時間にしようと思って能動的に行くのはアリ)

 

3. 不用意にKindleセールをチェックしない

これも2.に近くて1.を守るための内容。

 

定期的に開催されるKindleセール。あんな名著やベストセラーがすごい安くなってることがあって、ついつい買ってしまう。しかもいくら買っても物理的空間は侵されないので、さらに購買意欲に拍車がかかってしまう。

 

結果、今わたしの電子版書籍の積ん読はとんでもないことになっている。

 

買っても読まないのであれば、それは無駄な出費だ。ただセールを見てしまうとやっぱりお得に見えて買ってしまうので、そもそもセールとは距離を取っていこうと思う。

 

4. なんとなくTVを観ない

こちらは時間泥棒対策として。今も結構できていると思うけど、より徹底したいという思いを込めてリストアップした。

 

断っておくけど、わたしはTVがつまらないと感じているタイプじゃない。TVドラマは毎クール面白そうだと思うし、実際流行ったやつを一気観するとかなりハマる。

 

トーク系のバラエティも嫌いじゃない。司会がいて、ひな壇に芸人がいて、告知するためにゲストが来て、ほどよくお約束された笑いを提供してくれる感じはどちらかというと好きな方だ。

 

だからこそTVも無限に観られてしまうので距離をとっておく。

 

事前に「あ。コレは観ておきたいな」っていう番組は録画して、CMをガンガン飛ばして観る。でもなんとなくBGM代わりにTVを点けて、チャンネルを回していたら面白そうだから観る、みたいなことはしたくない。

 

5. 『少年ジャンプ』の新連載マンガを読まない(ジャンプ+を含む)

最後は他の4つに比べるとかなり細かいんですが、マンガも結構時間泥棒なんですよね。特にスマホで読めちゃうwebマンガなんてやばい。それこそ無限に読めてしまう。

 

『呪術廻戦』とか『左ききのエレン』とか連載当時から「コレは面白い!」と思ってた作品がどんどん話題になっていく過程やそういう作品と「出会えた瞬間」っていうのは、めちゃめちゃ熱いし、すごい幸福感なんだけど、それは常に新しい作品と触れ続けてないと絶対味わえない・手に入らない瞬間なんだよね。

 

他にやりたいことがなければ、その瞬間を求めて常に追い続けるってのも全然アリだと思うんだけど、今は他に優先したいことがあるので、一旦ストップ。

 

ある程度連載が続いて、ネットとかの評価とかも良いものがあれば、機会を作ってまとめて読むスタイルにしていこうと思う。

 

呪術廻戦 1-7巻 新品セット

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  • メディア: セット買い
 
左ききのエレン 1-10巻 新品セット

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  • 作者:nifuni
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: セット買い
 

 

ゆるめに守っていきたい

以上がわたしの「2020年やらないことリスト」です。決めたけれど「絶対にやらない!」って感じじゃなく、あくまで「基本的にはやらない」というゆるいスタンスで。

 

ふと本屋に入ってめっちゃ惹かれるビジネス書があったら買うだろうし、相方氏が観ていたTVが面白そうだったら一緒に観ると思う。

 

大切なのは、何かやろうとしたときに「他に優先すべきことはないか?今ココでなんとなくその面白そうなことに時間を割いてもよいのか?」を都度天秤にかけることだと思っていて、それでも今は目の前の楽しさに浸りたいと思うのであれば、それはそれでOKだと思ってる。

 

今後毎日過ごしていく中で、リストに追加したいことが出てきたらその都度アップデートしていくつもりだ。まずはこんな感じで2020年よろしくどーぞっ。