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映画『いぬやしき』感想(ネタバレあり) THE・日本の冴えないお父さんVS闇落ち高校生

 

どうも。ありひとです。

 

木梨憲武佐藤健主演の映画『いぬやしき』を観てきました。

せっかくブログをやってるので人生初の映画レビュー記事を書いてみます。

 

投資ブログじゃなかったっけ?4記事目にして、主旨ズレてんぞ、とか野暮なことは言ってはいけない

 

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あらすじ

定年を間近に控える冴えないサラリーマン・犬屋敷(木梨憲武)は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神(佐藤健)は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。自分の意志に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷。強大な力を手に入れた二人が、いま、それぞれの想いで動き出す———

(Filmarksから引用)

 

ざっくり感想(ネタバレなし)

私は原作未読派であり、事前情報も予告のみで臨んだのですが、率直な感想として観に行ってよかったです。

 

ストーリーは冴えないオヤジが超常的な力を手にしてヒーローになっていく、という割りと先の読みやすい展開だと思います。

 

しかし、その超常的な力を使って人を救い、不器用ながらも家族を守ろうとする犬屋敷のキャクターには好感が持てましたし、闇に堕ちていく佐藤健の演技もハマっていたので、楽しめました。

 

特にクライマックスの新宿上空での戦闘シーンは、見ものです

私は図らずとも新宿TOHOシネマズで本作を観てきたのですが、自分が今いる映画館や通ってきた道の上空で繰り広げられる空中戦は圧巻でした。知っている建物が壊される描写もGOODです。

 

一方で、これは邦画あるあるなのかもしれませんが、CGはやはりチープさを感じます。

予算規模的に、比較すること自体がナンセンスかもしれませんが、同じ空中を飛び回るヒーローである『アイアンマン』と比べてしまうと見劣りしていたのは否めません。

 

映画館の大スクリーンで観るからこその迫力があって、CGのチープさもカバーできている、そんな印象です。

 

結論として、映画館に観に行く程度には十分面白い。ただ後々レンタルして観るほどではないはないかなというのが感想になります。

 

以下、ネタバレありで感じたことをツラツラ書いてきます。未鑑賞の方はご注意ください。

ただ、ネタバレと言っても、各シーンの解説や細やかな考察はしていません。

その辺は巷の有名な映画レビューブログにおまかせします。

 

ここでは映画を通して私が感じたことを本当にツラツラ書いていますので、ご了承ください。

 

見出しは本作原作者である奥浩哉の代表作『GANTZ』にちなんで。

 おとうちん 家族から無下にされすぎ かわいそすぎ

まず本映画を観て1番感じたのは、実はコレですね。

 

上記で散々戦闘シーンがどうとか書きましたが、なにより感じるのは、木梨憲武さん演じる犬屋敷壱郎への同情や哀れの気持ちではないでしょうか。

 

職場ではパッとせず、ろくに仕事ができないため、自分より年下の上司に叱られる。家でも妻の尻に敷かれ、娘、息子からも相手にされない。娘からは洗濯物を一緒に洗ってほしくないと言われてしまう。

 

正に日本人がイメージするTHE・冴えないお父さんそのまんまでした。

 

映画の序盤は上記のような犬屋敷の立場を説明するための描写が淡々とされて、しまいには末期がんであることが宣告されるシーンにつながっていきます。

 

私は未婚なのですが、普通に犬屋敷が可愛そうだと感じてしまいました。

 

一方で、この日本人のイメージに強く刷り込まれている「冴えないお父さん」のキャラクターっていつからあるのかな?なんてそんなことを考えていました。

 

なんなんですかね。娘からは洗濯物を分けて欲しいって言われる父親像って。

 

私には何人か女兄弟がいますが、父に対してそんなことを言っているシーンは一度も見たことありません。かといって父が娘達からとても慕われているかというとそうでもありません。いたってごく普通の家庭です。

 

また、身近にいる女性の友達や先輩の中にも、洗濯物を分けてほしいと思うほど父親を毛嫌いする人には会ったことありません。

 

でも、「冴えない父親」と言えば古今東西あらゆる作品で、この表現がされています。

 

一昔前は父親は一家の大黒柱、家庭の中心でした。妻は当然ながら、子どもたち含め家族全員が父を敬い、尊敬する。そんな存在だったはずです。サザエさんの波平さんしかり。

 

どこかのタイミングで父親が力を持たなくなり、それが誇張的にフィクションの中で表現されるようになったときがあったんだと思うのですが、ネットで調べてみてもその起源はわかりませんでした。

 

誰か知っていたら教えてください。

 

大分、話は映画からそれましたね。

 

作中の犬屋敷は、獅子神のせいで危機にさらされた娘を命がけで救い出し、娘からの信頼は取り戻すという比較的ハッピーなエンドを迎えます。

 

ただ、私が犬屋敷のキャラに好感が持てたのは、別に家族の信頼を取り戻すために力を使ってヒーローまがいのことをしていたわけではなく、純粋に困っている人を助けたい、家族を守りたいという気持ちで戦っていたところです。

 

家族に無下にされ、妻や娘から言いたい放題言われても言い返さないのは、もちろん犬屋敷の気が弱いということもあると思いますが、その主たる要因は彼が性根から優しい人間であり、また背中で語るタイプの父親だったからではないでしょうか。

 

本作のラストの方で、獅子神による一連の事件が終わったことを伝えるニュースを聞きながら犬屋敷家全員で朝食を取りながら見ているシーンがあります。

 

ニュースの中で、人知れず獅子神と戦った奇跡のヒーローの存在を匂わす報道がされるのですが、その正体を知っている犬屋敷の娘マリは父を優しく見つめます。

しかし、当の犬屋敷はそんな娘の視線に気づくことなく、いつも通り朝食の味噌汁をゆっくり飲んでいるわけです。

 

ここで娘に対してウインクするわけでも、ニコッと微笑むでもなく、鈍感にも娘の視線に気づかない演出が犬屋敷の純粋な善良さを伝えていて、好きでした。

 

たけるくん かっこよすぎ ひところちすぎ

さて、本作のもう一人の主人公が佐藤健くん演じる高校生、獅子神浩です。

 

彼も犬屋敷と同様、改造され超常的な力を手に入れます。

 

しかし犬屋敷とは違い、その力を一般人に向け、無差別な大量殺戮を繰り返します。

 

そんな闇落ち高校生を演じた佐藤健くんですが、相変わらずカッコいい。

 

顔はもちろんですけど、クールで冷酷、けど愛する人への優しさは伝わってくる演技がとても良かったです。

 

私は男ですが、前から健くんはかっこいいとは思っており、映画『亜人』のときに完全にハマりました。

 

亜人』のときもそうでしたが、無表情で冷静冷酷なキャラは彼にピッタリだと思います。

 

すごい俗なことをいいます。

 

あの顔で女食ってなきゃ損だわ。てか罪だわ。

 

人間には生まれ持った才能とそれを行使する義務があります。彼はその生まれもった才能を存分に発揮すべきなのです!

 

すみません。熱くなりすぎました。

ただそれだけカッコイイ役だと思いますので、佐藤健ファンの人は是非本作を観て頂きたいです。

 

まとめ

今回は映画『いぬやしき』について、感想を書いてみました。

 

あんまりレビューとは言えない内容でしたが、ここまで読んで頂いた方、感謝感謝です。

 

またなんか面白い映画あったら、紹介します。

 

では今度もよろしくどーぞっ!