無機質にアウトプット

読んだ本や観た映画の感想を書いていきます。

私が投資について真剣に考えるようになったきっかけ② 投資ブロガーとの出会い

こんにちは。ありひとです。

 

今回は前回のつづきで、私が投資の世界って面白いな、真剣にやってみようかなと思うようになったきっかけについて書いていきます。

 

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大ファンである山崎さんの出版イベントに参加

前回紹介した経済学者 山崎元さんの本を読んでから先生の大ファンになった私は、山崎さんの他の著書を読んでインデックス投資について、勉強する日が続きました。

 

今思えば、読んでばかりではなくさっさと実践すればよかったのですが、勉強が楽しかったんでしょうね。

 

山崎さんのtwitterもフォローしていた私は、ある日、山崎さんの出版イベントが家の近くで催されることを知り、大興奮!

 

光の速さで応募して、意気揚々と参加したのです。

この時ほど、都内に住んでいて幸せだと思ったことはなかったですね。 

 

ちなみにその時出版された本がコチラ。

人生にお金はいくら必要か

人生にお金はいくら必要か

 

フィナンシャル・プランナー岩城みずほさんとの共著で、人生100年時代と言われる現代で個人がどれだけのお金を貯めておくべきかを算出する計算式「人生設計の基本公式」の提案している本です。

 

 

"生"山崎元にただただ感動

イベントは神保町のキッチンスペースで行われ、参加者は24名程度の規模でした。

 

こういったイベントに参加するのは初めてで、しかも投資やお金に関しては全くの素人だったのでとても緊張しながら臨んだのですが、参加者のレベルに関係なく楽しめる会でした。

 

内容としては、用意された食事・お酒を楽しみながら岩城さんと山崎さんのトークセッションを聞けるというもの。

 

お二人への質問コーナーもあり、私もわからないながらに質問させて頂きました。

 

トークセッションはもちろん有意義でしたが、私は生の山崎さんにお会い出来たことに感無量。

 

私としては有名人に直にお会いするのと一緒で、しかも一緒にお話しながらお酒を飲めるだなんて、、、終始興奮していた気がします。

 

ちゃっかり、サインとツーショットも撮ってもらったりしちゃいました。

 

 

マニアの世界にようこそ!投資ブロガーとの出会い

山崎さんに会えた!それだけで私にとって大きなイベントだったのですが、このイベントはもう一つ大きな価値を与えてくれました。

 

投資ブロガーという存在との出会いです。

 

投資ブロガーとは、自身の投資の運用実績や投資スタイルをブログ記事として書いている人たちです。投資スタイルは様々ですが、インデックス投資をメインでやっているブロガーさんが多いように見えます。

 

そのままですね。しかし、投資ブロガーって凄いんですよ!

何がどうすごいって、金融機関や金融庁が投資ブロガーの意見や記事を投資家の声の代表として尊重していることです。

 

言い換えると、投資ブロガーはその深い知識と圧倒的な発信力で、投資信託などの商品を売る側やNISAなどの制度を作る側に大きな影響を与える存在なんですね。

 

例えば、大手運用会社である三菱UFJ国際投信さんはブロガーミーティングというものを開催しており、定期的にブロガーとの意見交換を行っています。

 

他にも先日開催された金融庁主催のつみたてNISA促進イベント「つみフェス2018」では著名なブロガーの方々が登壇する場面もありました。

 

元来ブロガーっていうのは、ネットというある意味で閉じられたというか、アングラな世界で、コアな情報を届けたり、自分の考えを発信する人たちかなと思ってたんですが

 

ここまでブロガーが『公(こう)』の世界に影響を与えている分野って他にあります?

 

私は結構衝撃的でした。こんな世界があるだなんて。そしておもしろいなと感じたわけです。

 

そんな投資ブロガーの方とお一人、私はこのイベントでお話をさせてもらい、この世界の存在を知ったのです。

 

そのとき一緒にお話をさせて頂いた一人の女性投資家の方が言った一言が今でも忘れられません。 (その方自身はブロガーではないのですが、インデックス投資歴も長くブロガーの友人が多い方です)

 

「マニアの世界にようこそ!」

 

マニア。なんて甘美な響きでしょう。短い人生で何か一つ特化した分野を持ちたいと思うのは私だけではないはず。人はそれを達人、ヲタク、そしてマニアなどと呼んだりします。

 

自分もそんなマニアに憧れて、もっとちゃんと投資について勉強してみようと思うようになったわけです。

 

さいごに

前回と今回の2回に分けて私が投資について、真剣に向き合うきっかけについて書きました。

 

結局、その後マニアになるべく、すぐにブログを開設したりはしなかったですが(なぜなら、知れば知るほど玄人投資ブロガーの皆様の知識に圧倒されてしまい、自分がブログ書いたところで感が拭えなかったので…。

 

まぁ自分の知識の整理のためにも、書いてみようかなと思いこのブログに挑戦しています。

 

できれば自分と同じくらいのレベルで、なんとなく投資や資産運用を始めたいって人に向けて一歩だけ前に進んだ、役立つ話を伝えていけたらなと思っているので、これからもよろしくどーぞっ!

 

ありひとでしたー。

 

 

 

 

私が投資について真剣に考えるようになったきっかけ① インデックス投資との出会い

こんにちは。ありひとです。

 

今回は投資に関する記事です。

過去の記事で紹介したように、投資始めたての頃の私は、無知ゆえに2つの失敗を犯してしまいます。

  1. NISA口座を銀行窓口で開設してしまう
  2. 手数料が高い投資信託を購入してしまう

 

jokigen.hatenablog.com

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しかも、タチの悪いことにそれが失敗とも思ってなかったんですね。

 

それどころか、お金のプロがいる銀行でNISA口座を作り、オススメの投資信託を買い、将来に備えいてる自分は若いながら立派だな、とそんな風に思ってました。

 

ははは。ちゃんちゃらおかしいですね。

 

今日は、そんな私が「自分の投資スタイルは間違ってるんだ!もっと勉強しなきゃいけない!」と思うようになったきっかけを書いていきます。

 

山崎元さんの本を読んでインデックス投資と出会う

転機となったのは経済学者 山崎元さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んだことです。

 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

  

購入した理由は、以前山崎さんのコラムを読んで、その内容に衝撃をうけたことがあり、それ以来山崎さんの本が気になっていました。

 

そのコラムの内容については、ゆくゆく書きたいなと思ってます。

 

さて、山崎さんの著書ということ以外はこの本について全く前情報は持ってなかったのですが、これが半端ない良書だったんですね。

 

どう良書だったのか、ここでは簡単に書きます。

(本ブログ初の書評記事はこの本と決めており、いづれそこでじっくり魅力を語るつもりです!)

 

まず、何よりわかりやすさが半端じゃない!!

 

この本は「お金に関してド素人」の大橋さんがお金のエキスパートである山崎さんに話を聞きにいくところから始まり、お二人の会話形式で進行していきます。

 

お金に詳しくない読者と同じ目線で投げかけられる大橋さんの疑問や悩みに対して、山崎さんがバシバシ答えてくれるので、痒いとところに手が届くように疑問が晴れていきます。

 

ポイントは会話形式というところです。

質問に対して、山崎さんのセリフとして回答が書かれているので難しい用語も素人にわかるように噛み砕いて説明してくれています。

 

なので要点がわかりやすいし、頭に入ってきやすい!

 

人間、話す時ってそんなに長く喋らず、エッセンスを伝えようとしますよね。

 

学会発表で自分の論文を音読する人はいません。要点だけ噛み砕いて伝えます。

 

それと同じことがこの本の中でも行われてるわけです。

 

さらに、この会話自体が面白い。

 

実は山崎さんは結構キレッキレの発言をする方です。乱暴な表現ですが毒舌に近いです(笑)

 

例えば、「家を購入すべきか」という大橋さんの質問に対してお二人はこんな会話をしています。

 

山「君は(家を借りるか、買うか)どっち派なの?」

大「断然、購入派ですね。だって、賃貸だと毎月、家賃を捨てていくものじゃないですか。それだったら自分のものになるほうがいいです」

山「一番、ダメな思考パターンだね。「自分のものになる」ということを過大評価しすぎ。君みたいなタイプは銀行の奴隷になるよ」

大「銀行の奴隷……、ですか」

 

こんなような会話が本書の所々で繰り広げられてます。

 

なかなかエッジの効いてますよね。そんな山崎さんと大橋さんの会話が小気味よく、スイスイ読み進めることができます。

 

気弱なインタビューア大橋さんと毒とユーモアを兼ね揃えた山崎さんの会話劇として楽しめる本でもあるわけです。

 

そんな名著読んで私は、次のことをこの本から学びました。

  1. 市場の動向を予測することはプロでもとても難しいことであり、市場の平均に長期的に投資するのが合理的
  2. 投資用の口座は(NISAを含めて)ネット証券で開設することがオススメ
  3. ポイントだけ抑えれば、投資は難しいものではない

他にも「保険に入ってはいけない理由」なども学んだわけですが、大きくは上の3つです。

 

このポイント1が、私が今実践しているインデックス投資と呼ばれるものです。

 

インデックス投資とは、日経平均など市場の平均値に連動するように投資する手法です。

 

もっと言えばその平均値と連動するように銘柄をパックした投資信託を購入する投資方法を指します。

 

例えば、日経平均との連動を目指すインデックス型投資信託を購入したとします。その投資信託は、日経平均が上がれば、値段が上がりますし、日経平均が下がれば、同じように下がります。

 

このインデックス投資の何がいいのか、というのはまた別記事でまとめます。

 

ざっくり言えば、

 

「自分でアレコレ考え、時間をかけて株を選んだとしても、結局市場の平均値を上回るリターンを得ることはなかなか難しい。それだったら市場の平均に委ねて、投資以外のところで人生を謳歌するべき」

 

これが山崎さんをはじめインデックス投資家がインデックス投資をオススメする理由になり、共通で持ってる基本理念です。

 

私もこの考えにとても感銘を受けました。

だっていくら儲けたくてもよくテレビとかで観るような、ディスプレイをたくさん並べて株価の動きを逐次見てるようなデイトレーダーになれる訳がありません。

 

仕事に、趣味に、日々の生活に忙しいですもん。

 

一方でインデックス投資はインデックス型の投資信託を購入して、ほったらかしておくだけ。

 

シンプルで誰もが続けやすい投資法なわけです。

  

インデックス投資の良いところは他にもあります。それはインデックス型の投資信託は手数料が安いんです。

 

お。どっかで聞いた話ですね。

 

そうなんです。ここで初めて私は投資信託の手数料を気にするという考え方を学び、今買ってる商品の手数料が高すぎることに気がつきました。

 

インデックス型投資信託は、連動している指数を構成する銘柄を機械的に購入するだけなので、運用会社の手間も少ないのです。

 

手間が少ないから、手数料も安い。これもシンプルですよね。

 

まとめ

以上のように、私は山崎さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んでインデックス投資の存在と出会い、自分の投資スタイルを見直すきっかけになりました。

 

誰が読んでもわかりやすく、面白くお金について学べる本だと断言できますので、未読の方は是非是非読んでみてください!

 

実は、私が投資という世界により興味を持ったきっかけがもう一つあります。 

今日は長くなってしまったので、その話は次回に持ち越したいと思います。

 

ということで、この次もよろしくどーぞっ!

 

 

 

映画『いぬやしき』感想(ネタバレあり) THE・日本の冴えないお父さんVS闇落ち高校生

 

どうも。ありひとです。

 

木梨憲武佐藤健主演の映画『いぬやしき』を観てきました。

せっかくブログをやってるので人生初の映画レビュー記事を書いてみます。

 

投資ブログじゃなかったっけ?4記事目にして、主旨ズレてんぞ、とか野暮なことは言ってはいけない

 

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あらすじ

定年を間近に控える冴えないサラリーマン・犬屋敷(木梨憲武)は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神(佐藤健)は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。自分の意志に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷。強大な力を手に入れた二人が、いま、それぞれの想いで動き出す———

(Filmarksから引用)

 

ざっくり感想(ネタバレなし)

私は原作未読派であり、事前情報も予告のみで臨んだのですが、率直な感想として観に行ってよかったです。

 

ストーリーは冴えないオヤジが超常的な力を手にしてヒーローになっていく、という割りと先の読みやすい展開だと思います。

 

しかし、その超常的な力を使って人を救い、不器用ながらも家族を守ろうとする犬屋敷のキャクターには好感が持てましたし、闇に堕ちていく佐藤健の演技もハマっていたので、楽しめました。

 

特にクライマックスの新宿上空での戦闘シーンは、見ものです

私は図らずとも新宿TOHOシネマズで本作を観てきたのですが、自分が今いる映画館や通ってきた道の上空で繰り広げられる空中戦は圧巻でした。知っている建物が壊される描写もGOODです。

 

一方で、これは邦画あるあるなのかもしれませんが、CGはやはりチープさを感じます。

予算規模的に、比較すること自体がナンセンスかもしれませんが、同じ空中を飛び回るヒーローである『アイアンマン』と比べてしまうと見劣りしていたのは否めません。

 

映画館の大スクリーンで観るからこその迫力があって、CGのチープさもカバーできている、そんな印象です。

 

結論として、映画館に観に行く程度には十分面白い。ただ後々レンタルして観るほどではないはないかなというのが感想になります。

 

以下、ネタバレありで感じたことをツラツラ書いてきます。未鑑賞の方はご注意ください。

ただ、ネタバレと言っても、各シーンの解説や細やかな考察はしていません。

その辺は巷の有名な映画レビューブログにおまかせします。

 

ここでは映画を通して私が感じたことを本当にツラツラ書いていますので、ご了承ください。

 

見出しは本作原作者である奥浩哉の代表作『GANTZ』にちなんで。

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投資信託の購入を考えている人必見!手数料が高い投資信託を買ってはいけない

こんにちは。ありひとです。

 

前回の記事で私が投資をスタートする上で、初っぱなから失敗してしまったことについて紹介しました。

 

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実は、私の失敗はまだまだ続きます。今回も私の失敗談とそこから得られる教訓について書きます。特に、投資信託の購入を考えている人には役立つ失敗談ですので、是非読んでください。

 

今回の件から得られる教訓

例によって、まずは結論からいきましょう!

手数料が高い投資信託買ってはいけない

 

投資信託とは?

そもそも投資信託ってなんでしょう。知ってるよ!って方も多いかもしれませんが、当ブログでは誰が読んでもわかりやすい、やわらかい記事を書いていくことを目標にしておりますので、おさらいしておきます。

 

投資信託とは、一言で言えば投資家から資金を集めて、その資金をもとに運用のプロが株や債券を売買することで運用していく金融商品です。

 

運用会社は複数の投資家からお金を集めることで、大きな元金を投資に回すことができ、得られたリターンを投資家に返すことできます。

 

投資信託を購入したきっかけ

きっかけその① 投資セミナーに参加

NISA口座を銀行で開設したはいいものの、当時あまり投資をするつもりがなかった私は、しばらくほったらかしにしておりました。

 

そんな私に転機が来ます。ある証券会社主催の投資セミナーに参加してみたのです。

 

開催場所が仕事場から近く仕事帰りに参加できたこと、参加無料だったことが後押しとなり「なんとなーく勉強になるかな」ととても軽い気持ちで参加しました。

 

セミナーの内容は、「現在の年金制度だけでは老後のお金はまかなえない」「金利の低い今、銀行にお金を寝かせておくのはもったいない」といった投資による資産形成の重要性を分かりやすく伝えてくれるものでした。

 

今でこそ、よく聞く内容かなと思いますが、当時の私とっては十分新鮮で面白く、かつ危機感を煽る内容で、「こりゃ投資せんば!」とかなり焦ったのを覚えています。

 

単純ですね。

 

そして、そのセミナーの中で紹介されていたのが投資信託での資産運用でした。

 

まあそりゃそうですよね。無料のセミナーなんだから、自分たちが扱う金融商品の紹介くらいしますわね。

 

その時に紹介されのが、私が人生で初めて買うことになる投資信託「トレンド・アロケーション・オープン」です。

トレンド・アロケーション・オープン | 投資信託なら三菱UFJ国際投信

 

商品概要をまとめると以下のようになります。

  • 世界各国の株式・債券・リート等の幅広い資産に投資するバランスファンドで、下落リスク対応、為替ヘッジをしながら「負けにくい投資」を目指すファンドオブファンズ型の商品

皆さん、読んで意味わかりますか?

 

セミナーで聞いていた私は全くわかりませんでした。

 

でも、下のような右肩上がりのグラフを見せられて「なんか良さげだ!」と漠然と思ったのです。

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トレンド・アロケーション・オープンの基準価格のグラフ(HPより抜粋)

 

そのグラフが何を示しているのかもわからずに。

 

なかなかひどいですね。

 

きっかけその② 綺麗なお姉さんから電話が来た

セミナー後の私は、投資への熱が急上昇。良さそうな商品も教えてもらったことだし、すぐにでも投資を始めてみたいと思ってました。

 

そこに見計らったように電話をかけてきたのが、あの銀行窓口のお姉さんだったのです。

 

用件は「開設したNISA口座について、是非活用して欲しいので一度ご来店して頂けないでしょうか」とのこと。

 

さすがの営業力ですね。

 

嬉々として銀行に向かった私は、それこそドヤ顔でトレアロを購入したわけです。どうや私も勉強してんだぞ、と言わんばかりに。

 

イタいですね。

トレアロの何がよろしくないのか?

さて長くなってしまいましたが、今回のオチです。

 

トレアロを購入したことの、どこが失敗談なのでしょう。

 

下の図を見てください。

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トレンド・アロケーション・オープンの交付目論見書とより抜粋

 

上の図はトレアロの交付目論見書(投資信託の説明書)の一部を抜粋したものですが、「運用管理費用」の「実質的な負担」という欄に1.17%とという数字がありますね。

 

実はこれ、投資信託を管理してもらうために、我々投資家が毎日支払い続ける手数料のことなのです。

 

毎日ですよ。毎日。

 

トレアロであれば、「管理のための手数料が年率約1.17%かかるよ」と書かれているわけです。

 

皆さん、1.17%って安いと思いますか?高いと思いますか?

 

一見安いと思うかもしれません。事実、私も最初はそこまで気にすることか?と思いました。

 

でも、これはやっぱり高いんです。

例えば、常に業界最低水準を目指すとうたっているeMAXIS Slimシリーズのバランス型商品『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』であれば、0.16%です。

 

結構違うでしょ?

 

実は巷の玄人投資ブロガーはこの投資信託の手数料というものに非常にこだわります。

 

なぜそこまでこだわるのか。私は以下のように理解しています。

 

「市場の動向を予測して売買なんて誰にもできない。だから投資家としては手数料が低い投資信託を選択し、リターンを最大限にすることが合理的な手法であるから」

 

もっとざっくりいうと、「市場はコントロールできないけど、手数料は商品の選択時点でコントロールできるよね。できるところは無駄をなくそうね」ってことです。

 

私も何冊か投資に関する本を読んでこの考え方を知り、今では実践しています。

 

そういう意味で無知だったあの頃、勢いで買った運用管理費用1.17%のトレアロを勝ってしまったことは、やはり私にとって大きな失敗だったわけです。

 

まとめ

今回も投資に関する私の失敗談を紹介しました。

 

手数料の高い投資信託は買わない。これはシンプルですが、とても重要な教訓です。

 

投資信託の購入を考えてる方は絶対気にしてみてください。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

次回もどうかよろしくどーぞっ!

 

NISA講座を銀行窓口で開設してはいけない

ども。ありひとです。

今回は、私が投資の世界を足を踏み入れたきっかけとその時の失敗談について書きます。

 

2回目の記事からいきなり「失敗談かよ!」って感じもしますが、同じ過ちをして欲しくないという意味を込めて、紹介させてください。

 

今回の件から得るべき教訓

失敗談なので、失敗から得られる教訓を先に結論として書いちゃいますね。今回の教訓は2つです。

 

  •   銀行でNISA口座を開設してはいけない
  •   美人のお誘いでも、己の頭でしっかり考えて決めること

教訓の意味は以降で説明していきますー。

 

始まりは大手銀行での口座開設

そもそもの始まりは都内の会社に就職したことで、新しい銀行口座を開設したくなったことです。


学生時代は地方の銀行さんにお世話になっていたのですが、社会人になることをきっかけに都内にATMが多く、便の良い大手銀行で口座を持っておこうと考えました。

 

窓口のお姉さんが綺麗だった

はい。全てはこれに尽きます。

 

会社の創立記念日で平日休みがあったタイミングで開設に行った際、対応してくれた窓口のお姉さんが綺麗だったんです。

 

テンション上がりました。

 

あれよあれよとNISA口座開設

まあ、そんな綺麗なお姉さんを前にしたからといって、メンタルチェリーな私は特に何ができるわけではありません。

 

平然を装いながら、粛々と口座開設の手続きを進めておりました。


手続きも終盤に差し掛かり、「あーこの幸せなひと時も終わりか。ええ夢みさせてもらいましたわー」と思ったところで、綺麗なお姉さんは言いました。


綺麗なお姉さん「ところで、ありひと様はNISAに興味あったりしませんか?」

私「はて?NISA。あんまり良く知らないけど確か税金がお得になるような制度だったような…」

 

↑私の当時のNISAに関する知識はこの程度。正直「株とかを売買する一部の人が利用する制度」くらいの印象でした。

 

だから、特に株や投資を予定がなかった私は、最初お姉さんのお誘いを断るつもりでした。よくわからないし、何より手続きがめんどくさいと思ったわけです。


でもそこは、綺麗なお姉さんも営業職。なかなか簡単にはひきません。結局、私はお姉さんの営業スマイルに負けてNISA口座を開設することにしました。

 

開設には住民票も必要で、その場で市役所に取りに行くことになるなど、想像以上に手続きはとても面倒でした。しかし男が一度言ったことを簡単に撤回もできず、そのままズルズルと開設しました。

 

なぜ銀行でのNISA口座開設は失敗なのか

その日は口座を開くだけで、特に金融商品を買うことなく退散しました。では、なぜ銀行でNISA口座をしたことが失敗だったのか。

 

帰宅した後にWebや本で色々調べると以下のようなデメリットがあるからです。

  1.   銀行では株取引ができない
  2.   窓口で手数料の高い商品をオススメされてしまうことがある
  3.   顧客の財務状況を把握しているからカモにされてしまう

特に3番については、ボクが好きな経済学者の山崎元さんは著書の中で、銀行でお金の相談をする人のことをこう例えています。

生肉を体に巻いてサバンナを散歩するようなもの

2番もそうですが、要は面と向かって話すことになるので、その分セールストークの影響を受けやすくなってしまうということですね。ははは。誰かさんみたいですね。


1番については、当時そこまでガッツリと投資をやるつもりはなかったので、実際は問題ないと言えば問題なかったのですがら、「できない」とあらかじめ選択肢が閉ざされてしまうと不満に思うのが人間というものです。


以上のように、私の個人投資家としてのスタートはいきなり3つのハンデを背負って始まったわけです。ただ繰り返しになりますが、当時は開設したものの、投資をやる気なんてあんまりなかったので、そこまで大きな問題があるとは思っていませんでした。

 

そもそも失敗だったと認識したのもずっと後です。

 

この失敗をちゃんと取り戻そうと考え出した機会については、また次回お話します。

 

まとめ

結局のところ、NISA口座に限らず自分がよくわかってないものを、なんとなく使おうとするのはよくないってことです。

 

当時の私はNISAのメリットやデメリットをよく理解しないまま、ただただお姉さんが綺麗だからという理由から銀行で開設してしまいました。

 

今年の1月から「つみたてNISA」という制度も始まりました。これをきっかけにNISA口座を開設する人も増えるんじゃないかと思いますが、どうか私と同じ失敗をしないようにしてほしいです。


それでは次回もよろしくどーぞっ!

ブログ始めてみます

はじめに

はじめまして。「ありひと」と申します。あることをきっかけに投資信託による投資をやっています。

 

投資を始めてから、かれこれ半年くらい経ちますが、記録のためにもブログに挑戦してみます。

 

巷には詳しい玄人投資ブロガーさんが溢れております。

だから、正直私のようなぺーぺーが記事を書いたところで…とやらない理由ばかり考えておりました。

でも、自分の勉強のためのアウトプットとして始めてみることにしました。

 

ゆくゆくは自分と同じように、なんとなく若いうちから資産形成始めたけど、実はあんまよくわかってないっていう人が読んだら役立つ記事を書けるよう頑張ります。

 

自己紹介

このブログの目的

自分の投資の軌跡として

「はじめに」で触れたように、このブログのメインは投資の記録です。投資と言っても私がやるのはインデックス型の投資信託を売買するいわゆるインデックス投資です。

 

やっていく中で思ったこと、よくわからなかったことをつらつらと書いていくつもりです。 わからなかったことはわからないなりに自分で調べます。

 

読んだ本のこともチラホラ

投資のことだけだとネタが尽きるので、本が好きなので、書評とかも書くつもりです。せっかく読んだ本も読みっぱなしってことがよくあるので。

 

とにかくアウトプットのために

色々並べましたが、1番はコレです。

 

投資にしても何にしてもアウトプットした方が、深く身についていくかなと思ってブログを始めます。

 

なので、興味深い雑学があればネタにするかもしれませんし、面白い映画があれば感想を書くこともあるかもしれません。 とにかく自分の学びのため、そして、それをわかりやすく読んで下さる方に伝える!そこにこだわって書いていくつもりです。

 

ということで、これからよろしくどーぞッ!!