『オーシャンズ8』感想(ネタバレあり)| 大きな驚きはないものの安心して観られるエンタメ
どうも。ありひとです。ほぼ1ヶ月ぶりのブログ更新となってしまいました。
言い訳をすると現在、資格取得とTOEICスコアアップに向けて時間を割いております。
TOEICの方はあの『スタディサプリ』を導入してみました。なかなか良い感じです。おいおい記事にしたいです。
さて、夏休みを利用して『オーシャンズ8』を観てきましたので、ちょっと時間が経ってしまいましたが、感想を書いていきます。
あらすじ
5年の服役を経て、刑務所から出所したデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は、服役中の5年間で練りに練ったある計画を実行するために、仲間として6人のエキスパートを集める。
計画の目的は、世界最大のファッションの祭典「メットガラ」で女優ダフネ・クルーガー(アンハサウェイ)が身につけるカルティエのネックレス「トゥーサン」を盗むこと。
「トゥーサン」に装飾されている宝石の総額はなんと総額1億5000万ドル。果たして、彼女たち7人は無事計画を遂行することができるのか。
ネタバレなし感想 | 過去シリーズを観ていなくても十分楽しめるエンタメ映画
元々ジョージ・クルーニー、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツなど超豪華俳優が集結した映画『オーシャンズ11』シリーズの最新作となる今作。
私も11、12、13ある内の第1作目である「オーシャンズ11」だけ、大分前に観ました。
第1作目は本作の主人公デリー・オーシャンの兄ダニー・オーシャンがあらゆる分野のエキスパートを10人に集めて、カジノの金を盗むお話。綿密な計画と仲間それぞれのスキルを上手に組み合わせて、鮮やかに金庫破りするストーリーは痛快だったのを記憶しています。
本作も人数は違うもののあらゆる分野のエキスパートを集めて、何かを盗むという設定は同じ。ただ大きく異なるのはメンバが全員女性ということでしょう。
ネタバレありの感想で具体的に書きますが、女性だからこそ映えるシーンもあり、過去作同様にカッコイイ盗賊集団の姿が描かれています。
また過去作までの繋がりはそこまで強くありません。観ていれば多少ニヤニヤできるシーンは確かにありましたが、観ていなくても十分楽しめる内容です。
実際私も1作目しか観ておりませんでしたが、違和感なく楽しむことができました。
以降はネタバレありの感想を書いていくので、ご覧になってない方はご注意を。
盗品をアクセサリーとして身に着けて、パーティー会場を去るシーンはGOOD
今回のターゲットは、1億5000万ドル分の宝石が装飾されたネックレス「トゥーサン」。額が額だけに、カルティエが雇ったボディガードが常にネックレスに付きっきりです。
加えて、場所は世界最大級ファッションの祭典「メットガラ」のパーティ会場であるため、多くの要人が集まる分、警備も厳重です。
そんな中で、彼女たちは「トゥーサン」を偽物にすり替えることに成功します。しかし、本物をどうやって会場から持ち出すのか、ここがこの映画の1つの見所だったと思います。
なんと彼女達は、「ジュエリー職人」アミータが「トゥーサン」をバラバラにして作った7つのアクセサリーをそれぞれ身につけ、きちんとしたドレスアップした上で、パーティ参加者として堂々と会場をあとにするのです。
このシーンにはしびれました。まさか盗んだ宝石を身につけて、逃亡するとは。
別に今まで全然なかった演出かと言われれば、そうでもないかもしれません。あったような気がします。
しかし、これまでとは一変してゴージャスなドレスを着け、バッチリ化粧をして、そして自分たちが盗んだ宝石を身につけ、会場の階段をゆっくり降りてくる7人の女性の姿はとても美しくかっこよかったです。
これは、メンバ全員が女性だった本作だったからこそ映えるシーンだったなと感じています。
8人目はやっぱりアン・ハサウェイ
これは映画を見る前から薄々そうかな?って思ってました。気づいてた人も多いかと思います。
『オーシャンズ8』って言っている割にはポスターやホームページで紹介しているエキスパートは7人。アン・ハサウェイは「ターゲット」となっています。
私は元々アン・ハサウェイが好きで、この映画も彼女をスクリーンで観るために映画館に足を運んだところがあります。
なので、あまり事前情報が入ってないときにビジュアルだけ観ていたときは、アン・ハサウェイも仲間の1人だと思っていました。
よくよくポスターをみて「ターゲット」と書かれていたときは、「え?アン・ハサウェイは狙われる役なの?」とちょっとガッカリしたくらいです。
でも更によく考えると「ターゲット」のアン・ハサウェイを抜くと7人しかいません。タイトルは『オーシャンズ8』。これは、ひょっとすると……と思っておりましたが予想通りアン・ハサウェイは仲間になる展開でしたね。
仲間になる時、同年代の同性の友達がほしかったとちょっと照れながら言うアン・ハサウェイ、可愛かった。
主人公の設定が空条徐倫っぽい
これはどこまで共感してくれる人がいるかわかりませんが、主人公の設定が『ジョジョの奇妙な冒険 第6部』の主人公 空条徐倫ぽいなと思いました。
愛していた男に騙され刑務所に入れられる、そしてその男に復讐を果たす感じや、気の強い芯の通った性格とか。
まぁこれは私が最近、第6部を読み返しているからかもしれません。
残念だった点 | 個々のスキルの見せ場が少なかった気がする
1点だけちょっと惜しかったなと思うのは、一部の仲間のスキルの見せ場が少なかった点です。
そもそも、「盗品ディーラー」「ファッションデザイナー」あたりはスキル自体地味であまり聞いただけでは、どう凄いのかピンとこないところがありました。「天才ハッカー」とかはわかりやすいのですが。
その辺の地味なスキルが、「お〜計画にこう生かされるのか!」っていうシーンがあんまりなかった印象です。あるにはあるんですが、「別にそれはエキスパートじゃなくてもよいのでは?」と感じてしまいました。
『オーシャンズ11』とかは、11人の仲間のスキルを絶妙に組み合わせて、作戦を成功していた印象があるので、その辺のスッキリ感は少なかったです。
まとめ
個人的に惜しい点はあったものの、観る価値は十分ある作品です。特に女性の人なんかは、かっこいいメンバの姿に魅せられるのではないでしょうか。
お時間があれば、是非映画館に足を運んでみてください。
それでは次回もよろしくどーぞっ!
ありひとでした〜。