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【ネタバレなし】映画『コンフィデンスマンJP』観てきました | 映画化されても期待を裏切らない面白さ

お久しぶりです!ありひと(@rihito_ymoymo)です。

 

結婚式終わったぁああああ!なんやかんやメチャ大変だったああぁあ!ッシャオラ!

すいません。取り乱しました。私事ですが、5月上旬、世の中がまだ令和の始まりに盛り上がる中、結婚式・披露宴を無事に挙げることができました。

 

予想はしてたものの、直前はやはりドッタバタ。10連休だったGWはほぼほぼ準備に費やしました(泣)まあ、おかげで自分も相方さんも満足いく式になったので、よかったです。

 

んで先週まで10日間ほどハネムーンにイタリア旅行に行ってました。ジョジョ5部の舞台ですね。旅行の話は気がむいたら旅行記として、本ブログに残そうかと思ってます。多分……。

 

てことで、先週土日は久し振りに「何もない休日」だったので、観たかった『コンフィデンスマンJP』観てきました。

 

ドラマの映画化ってコケるときは結構コケるけど、本作は期待を裏切らない面白さですよ!オススメ!

 

フジテレビ系ドラマ「コンフィデンスマンJP」オリジナルサウンドトラック

フジテレビ系ドラマ「コンフィデンスマンJP」オリジナルサウンドトラック

 

 

 

あらすじ
 

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華麗に大胆に悪人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)、ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐。
次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ。彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、一行は香港へ。ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!? 史上最大のコンゲームが始まる!!*1

元は2018年の月9ドラマだった本作。脚本は堺雅人新垣結衣が主演を努めたのドラマ法定コメディ『リーガル・ハイ』と同じ古沢良太さん。『リーガル・ハイ』がDVDボックスを買うくらい大好きな私は、鮮やかに視聴者を騙しつつ『リーガル・ハイ』同様どこか考えさせられるメッセージ性のある本作品にもドハマり。映画もとても楽しみにしていきました。

 

リーガル・ハイ Blu-ray BOX

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映画の尺にも負けない脚本の秀逸さ

日本のドラマって本編が人気だと結構映画化するけど、コケるときはコケますよね。それは、ドラマのときは正味45分でまとめ上げる話を約2時間に広げなきゃいけないところに難しさがあるのかなと思ってます。

 

もっと言うと話を2時間"持たせる"ためにはそれなりに要素を増やすのが原因なのかなと。映画ってなると箔が付く要素を増やすじゃないですか。海外を舞台ににしたり、豪華なゲストを新キャラとして起用したり、ド派手な演出を加えたり。

 

でも結果的にその要素を詰め込みすぎた故に、話が膨らみすぎて収集つかなくなり「アレ?ドラマ面白かったのに、映画はイマイチじゃね?」っていうのがよくある話じゃないでしょうか。(私の中でSPECはその最たる例……)

 

本作も例外ではなく、映画化に伴って追加された要素はいっぱいです。まず舞台は香港。海外ロケですね。そしてゲストもいっぱい。メインパーティーのダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)、そして五十嵐(小手伸也)に加えて

  • モナコ織田梨沙):ダー子の弟子として新メンバ
  • ラン・リウ(竹内結子):今回ターゲット
  • 詐欺師ジェシー:本作のライバル、ダー子の元恋人!?
  • 赤星栄介:ドラマ本編より登場、メインパーティ3人に恨みがあり、追っている

と主要なところを上げただけでも、これだけの登場人物が存在します。パーティには新しいやつが加わるわ、同じターゲットを狙うライバルはいるわ、しかもそいつはダー子の元カレだわ、ターゲットとは別にメインパーティーを追うマフィアのボスはいるわ……と盛りっ盛りです。

 

確かにこれだけの要素があれば、映画の尺を持たせるだけの話は作れるでしょう。一方で収集がつかなくなるのでは?と恐れていたのですが、実際に映画を観に行ってその心配は見事に払拭!全登場人物とその関係性を活かし、キレイにかつ面白く収めれられた作品となっていました。

 

多分ドラマを観ている人は、「映画では騙されないぞ」と意気込んでいくと思いますが、予告でも言ってる通り多分騙されます。

ぜひ映画館に足を運んでみて、本作の洗練された脚本に騙されてきてください。

 

ありひとでした。

 

*1:Filmarksより引用