ワタシの映画テン年代ベストテン
Twitterを徘徊していたら、こんな企画にエンカウントした。
みんなのベストテン映画を発表して、投票していく企画。対象映画は2010〜2019年の間に公開された映画。ジャンルは問わず!
以下、上記ブログからの公式ルールを引用。
参加方法
- 2010年から2019年に公開された映画のベストテンを挙げていただきます
- 参加したい方は、この記事のコメント欄に記入してください
- ブログをお持ちの方は、自分のブログに記事を上げて、そのURLをコメント欄に載せてください
- ツイッターで参加される方は、無理に1ツイートにまとめず、連投してもけっこうです。その際、@washburn1975までメンションを飛ばすのを忘れないようにしてください
- 書式は下の例を参考にしてください
採点方式
- 1位は10点、2位は9点、3位は8点、以下同様に1点ずつ減っていき、9位は2点、10位は1点とします
- 順位が付けられない方は「順不同」と明記してください。一律に5.5点とします
- 10本も選べない、という方は少なくてもいいですが、その場合、下から1点、2点、3点と採点していきます(※去年までとはここのルールを変えます! 挙げる本数が少なければ少ないほど、推しが不利になるシステムにしました)
- お一人さま55点の範囲内で、点数の指定がある場合はそちらに従います。同率一位(10点)が5本であとの5本に1点ずつ、などの割り振りも可です。その場合は1本ごとの点数をわかりやすく明記してください
- ただし、1本につき最高10点、お一人さま10作品までといたします。「1本に55点全部」とか、「1点ずつ55本」などは無効といたしますので、ご了承ください
対象作品の基準
- 2010年から2019年までの間に公開された作品が対象となります
- 洋画、邦画、アニメ、ドキュメンタリー、その他ジャンルは一切問いません
- 「公開」の定義は困難です。劇場公開、ソフト発売、ネット配信開始など、どの形態であれ、2010年代に日の目を見た作品であればOKです
- ただし、あくまで「映画」が対象です。連続ドラマの1話などは対象外です
- シリーズものはそれぞれ独立した作品として扱います。シリーズ全体への投票は無効です
- テン年代の映画に入るかどうか迷ったときは、本ベストテンでは長年の大原則である「迷うぐらい微妙なら入れていい」を採用してください
曲がりなりにも映画の感想をネタにしているブロガーとして、参加しない手はない。ここで書かなかったらコレまで「ブクログ」や「filmarks」で映画の観賞記録を取ってきた意味がないぜ!
ということで、ワタシの2010年代映画ベストテン!発表します。
ありひとの映画テン年代ベストテン
- シン・ゴジラ(2017年日本、庵野秀明監督)
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (2016年米、 ギャレス・エドワーズ監督)
- ボヘミアン・ラプソディ(2018年英・米、ブライアン・シンガー監督)
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年日本、庵野秀明監督)
- 告白(2010年日本、中島哲也監督)
- アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年米、アンソニー・ルッソ、 ジョー・ルッソ監督)
- カメラを止めるな!(2017年日本、上田慎一郎監督)
- ジョーカー(2019年米、 トッド・フィリップス監督)
- IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年米、アンディ・ムスキエティ監督)
- DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年日本、山崎貴監督)
せっかくなの各作品ひと言ずつコメントを。
1位:シン・ゴジラ
これは即決だった。 リピート観賞のために人生で一番映画館に足を運んだし、周囲の人間に語りまくった作品。マジでハマった。怪獣映画としても楽しめたし、ワタシが好きな好きなジャンルである組織・会議モノとしてもドンピシャだった。蒲田くんの造形、放射線のシーンはまんまと庵野にやられた!って感じ。
2位:ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
元々スピンオフものってあんまり好きじゃなかったので、リアルタイムでは劇場に行かずたまたま飛行機の中で観たら半端なく良かった作品。
スピンオフとして本編に影響が出ないようまとめつつも、それぞれの「大義」を背負って戦うキャラクター達による物語はアツい。また監督の本シリーズに対するリスペクトと愛も強く感じられる。ラストのダース・ベイダー無双シーンは鳥肌不可避。
3位:ボヘミアン・ラプソディ
映画館に観に行ってよかったと心から思える映画だった。別にQueenが好きとか、嫌いとか知ってるとか、知らないとか関係なく誰が観てもいい映画だったと思うだろう名作。ラストのライブ・エイドのシーンは普通に劇場で泣いた。
4位:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
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自分でも4位に入れたことが驚き(笑)。でも『シン・ゴジラ』上映の前はリピート観賞のために映画館に足を運んだ回数No.1の作品だったんですよね。
ちなみにエヴァ破は2009年の映画なので今回の選定対象外なのだが、もしエントリーできてたとしてもやっぱりQのほうを上にすると思う。
今観てもムチャクチャだし、「なんであのまま普通に破の続きを作らなかったんや」って思うし、なんだったら怒りすら感じる。
だけどスルメ映画的な位置づけで、心に残ってる。エンタメ作品としてはダメダメだけど庵野・エヴァ・映画という要素を考えると、自分の中でこの順位は順当になってしまう。
5位:告白
松たか子がハマり過ぎのミステリー映画。劇場ではなくDVDで観たのだが、チッカチカでカラフルな映像、唐突な画面の切り替え、作風に対して浮いたようなポップなBGMといった中島演出に衝撃を受けた。観終わったあとの感想はひと言、「疲れた」だった。
ワタシの中で映画=ハリウッドのドッカンドッカン、観終わったあとにスカッとするみたいなイメージがあったのだが、本作に出会ってそのイメージだけじゃなくなる。
観終わった後ドッとかったるくなるような、持ってかれるような作品に「うわぁ映画観たなぁ」感 を感じるようになってからはその感覚に病みつきになった。当然中村哲也監督のファンにもなり新作は欠かさず観ている。
6位:アベンジャーズ/エンドゲーム
こちらはまさにハリウッド映画のドッカンドッカン。 集大成にふさわしい壮大で厳かな作品である一方、3時間の長丁場を感じさせないストーリー展開と心に響くラストだった。
アイアンマンとアベンジャーズ作品しか観てないワタシで心にガンガン来たのだから、MCU作品を全部追ってきたファンからしたら心臓止まるんじゃないかって感じ。
7位:カメラを止めるな!
2017年公開らしいけど、観たのは2018年。口コミによる人気さゆえに長期的に上映されており、レイトショーで滑り込みで観れた作品。話題になってにも関わらず、ネタバレを知らずに観れたことを神に感謝した作品。
構成や仕掛けはもちろんGOODだが、根底にある普遍的なメッセージ、すなわち「最後まであきらめない」「チームで何かを作る難しさと素晴らしさ」が本当に刺さる。例えがチープで申し訳ないが、多くの人が経験したことのある学園祭のときにみんなで頑張った思い出を彷彿させる。
ラストのラスト、キャストたちの表情が順にアップになるところが忘れられない。
8位:ジョーカー
皆さんご存知。最近の中ではいちばん持ってかれた作品 。『告白』のおかげでこういった作品も良いものだと思えるようになった。
正直何回も観たいか?と言われると真剣に考えてしまう。それだけ観るのに覚悟がいる作品になってしまった。でも間違いなく流行で消費される存在ではなく、自分の中の映画史に残る作品。
9位:IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
現在上映中のほうじゃなくてチャプター1の方。元々ホラーが苦手でほとんど観たことがない(観に行けない)ワタシが、あまりにも気になりすぎて映画館に足を運んだ作品。
おどろどろしい雰囲気ホラーではなく、直接的なビックリホラー。「あ。このタイプならなんとかイケそうだ」と思わせてくれた成果は大きい。
主人公ビリーのぐう聖さと仲間との友情や青春を謳歌する姿は観ていて胸が熱くなる。
10位:DESTINY 鎌倉ものがたり
これは完全に思い出補正のランクイン。結婚前、相方さんと観に行って「ああ。こんな夫婦になれたらなぁ」と心から思った。元々妖怪が好きということもあり世界観もお気に入り。
エンディング曲である宇多田ヒカルの『あなた』も 神曲で、珍しく歌詞を聴き込んでしまう曲だった。
以上、ワタシの映画テン年代ベストテンでした。ふぅ〜。勢いつけて書いたところもあるけど、意外と悩まなかったな。記録しておいてよかった!
こうやって俯瞰してみると3年以内の作品が多い。正直記憶に新しいというのもあるだろうけど、映画を映画館に行って観るくらい好きになったてのが、ここ最近の話っていうのも大きいだろう。
あとは2010年代っていう縛りがなかなか効いてきた。人にオススメを聞かれて真っ先に挙げる『ダークナイト』3部作やロバート・ダウニーJr.主演の『シャーロック・ホームズ』が2010年より前の作品だったしね。
こうやって自分の中できちんとランキング化するのは初めてですが、自分の振り返りになっていいですね。素敵なテーマをくださったワッシュ (id:washburn1975)さまに感謝です。