King Gnuの『白日』に激ハマったワタシ。だけど、サビのMAがめっちゃ気になる。
ワタシの音楽嗜好といえば、かなり極端で気に入った曲をひたすらリピート。朝も昼も狂ったように同じ曲をリピート。
特に80年代、90年代のJ-POPが大好物で去年なんかは春だろうが夏だろうと関係なく広瀬香美の『ゲレンデがとけるほど恋したい』を年間通して聴いていた。
そんなワタシなので、いわゆる「流行り」の曲や「最近」のバンドに疎く、周囲との会話についていけないことが多い。
もっと言うとトレンドに疎い=世間の動向を見ていないのだから、そもそも「最近」の定義が古くて噛み合わないこともしばしば。
先日妹に「AKBの最近の曲って言ったら『恋するフォーチュンクッキー』だわ。最新の『不協和音』も聞いてみたけど、ダサカッコいいね」なんて話をしたら、いろんな意味でドン引きされていた。
前置きが長くなったが、そんなワタシが「最近」（少なくともワタシの中ではそう分類される）のバンドであるKing Gnu（キング ヌー）にハマったのはTVがきっかけだった。
明石屋さんまさんが司会を務め東大生と美大生が集まる番組内で「音大生が選ぶ声が最も美しい日本のアーティストランキング」的な企画があったのだ。
そこで紹介されていたのがKing Gnuのボーカル井口さんだったわけだ。
その場で流れたのが『飛空挺』だった。ドンドンと力強いドラムの音とサビに向けて盛り上がるメロディ、井口さんの美しい高音に一目惚れ（一聴き惚れ？）。
ワタシは基本最初は歌詞を意識しない。その曲を好きになったら気にするタイプなので、ファーストコンタクトはメロディと歌い手の声質が全て。そういう意味で『飛空挺』はドンピシャだった。
その流れでKing Gnuにハマり、たどり着いたのが『白日』。（こういうちょっと気になるアーティストが見つかった時にザッとサーフィンできる音楽ストーリーミーングサービスってほんと便利ですね）
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これはもう超最高。2019年の残り2ヶ月はひたすらリピート確定の大当たり曲だ。
ときぃにはだぁれかを知らず知らずのうちに傷つけてしまっぁぁったりぃぃ
の歌詞から始まるイントロ。とんでもなく繊細で儚げな高音の歌声は思わずウットリしてしまう。
その儚さからBメロは一転して低めの声で（多分こっちはギターの常田さん？）、サビに向けて盛り上がっていく。
そしてサビだ。このサビがもう決め手！久々に雷が走った。
メッサーラァに生まれ変わって人生イチから始めようかぁ！
......メッサーラ？
メッサーラと言えば、『機動戦士Ζガンダム』で出てくるモビルアーマー（MA）だ。
毎日何度も何度も聞いてる曲だけに、疑問が湧いてくる。
なぜ、メッサーラなのか？
確かにメッサーラは、作品のラスボスと言えるパプテマス・シロッコが乗るMAでそれなりに箔がある。
が、個人的にはビジュアルがイマイチだ。胴体と顔が一体化して首がない感じが好きじゃない。ジャミラみたい。
そこはMAだから。と言われればそれまでだが、そうなると手足の付け方がモビルスーツ（MS）ぽくて、なんとも中途半端な印象を受ける。
シロッコの機体に生まれ変わりたければ、まさにラスボス機体である「ジ・O」でも良かったし、「バイアラン」もかっこいい。
変形機体という観点なら「バウンド・ドック」なんか素敵だと思う。あの耳と変形後の収納具合。GOOD。
もっと言えば、敵側（ティターンズ）兵器にこだわらずエゥーゴ側を見ればカッコイイ機体は他にもあるはず。
なぜにあえてメッサーラなのか？そこだけが毎回聞くたびにとても気になる。
もしかしてメッサーラってカッコいい？ワタシのメカのセンスも古い？世間とズレてる？音楽と一緒で。
