コンビニで気になっていたマルちゃんのカップ麺『ajito ism ピサ味まぜそば』を食べた感想 | 味が完全にアレだった
「いつからこのブログはカップ麺のレビューなんなやるようになったんだ?ついにネタ切れか?」なーんて、野暮ったい事を言ってはいけない。
世は夏休み。色んなことに挑戦したい時期なのだ。
ということで、前々からコンビニにて気になっていたマルちゃんのカップ麺『ajito ism ピサ味まぜそば』を食べてみたので、感想を書いてく。
結論からいってしまうと、買わなくていいと思う。メチャメチャ美味いというわけではないし、かといってネタになるほど不味いわけでもない。
あと、そもそもなのだが別に本商品を食べなくてもいい大きな理由ができた。それについては後述する。
『ajito ism』とは
そもそも本商品で冠を掲げてる『ajito ism』とはどんなお店なのか?
この商品を買うまで、存じ上げなかったのが大井町に本店を構える創作まぜそばのお店らしい。
フレンチ・イタリアン出身の店主が考えた創作まぜそばとつけ麺が味わえる店として、人気を誇っているらしく、大井町店の食べログスコアは3.7の高得点を叩き出している。
友達が大井町に住んでいるので聞いてみたところ、連日行列のお店らしい。
そんな超人気店といえる『ajito ism』の看板メニューがまさに「ピザまぜそば」。なんでも有名ラーメン雑誌のまぜそば部門で3年連続No.1を取ったらしく、本商品もそれを再現したものになっている。
いざ実食
ここまで書くと読者の期待はかなり高くなるんじゃないだろうか。
ワタシ自身は『ajito ism』について調べたのは、この記事を書くにあたって食べた後だったこともあり、食べる前の期待は50%というところだった。
なぜならば、まぜそばならそれなりの再現度が期待できるからだ。
「名店の味を再現!」系のカップ麺は多いが、どうしてもラーメンだと本物のスープを科学的に再現するには限界があると思っている。美味しいラーメンほどスープが複雑で繊細な味だからだ。
一方で、まぜそば系の場合は、まぜそば自体がジャンクな食べ物なので、本物に寄せやすいというのが、個人的な考えだ。スープがないのも大きい。
ということで、まぜそば故に再現度が高い事を期待して50%、一方でそもそもピザ味の麺類が美味しいのか?という不安が50%だった。
構成はかやく、液体スープ、粉末スープ。
実食の結果は、再現度とピザ味のラーメンというどちらの観点でも振るわなかった。
味が完全にスナック菓子の『ドンタコス』なのだ。
多分、カップ麺のジャンクさとピザ味のというのが悪い方向に化学反応を起こしてしまったんだろう。
完全にドンタコス味のまぜそばだった。
当然ドンタコスなので、不味いわけではない。
不味いわけではないのだが、あとは好みの問題だ。
ドンタコスを麺の食感で食べたいか、普通にスナックして食べたいか、だ。
ワタシは普通にスナック菓子として食べたい。
総括
『ajito ism』の食べログの写真を見る限り、本物のピザそばは、ピーマンや玉ねぎ、オリーブ、クレソンと言った野菜もふんだんに入っており、ピザ味感を実現するためにかなり工夫をしており、まぜそばにしては複雑な味になっているようだった。
思うにその複雑さを再現しきれず、結果ドンタコスだったのだろう。
もしピザ味のまぜそばにご興味があるのであれば、『ajito ism』さん本店を訪れる事をオススメする。