上機嫌な貧乏父さんを目指して | 投資と趣味の雑記帳

「大人になったら日経新聞が読めるようになれる」と錯覚していたポンコツ20代社会人がインデックス投資を通してお金や経済について学びます

漫画『BLEACH』 大好きな私がアプリで読み直して思うこと

今日は投資とは全然関係ない漫画の話。

 

漫画『BLEACH』をアプリで読み直して感じたことを、どうしても書きたかったので筆をとった。

 

多少のネタバレを含むし、BLEACHを知っている前提で書くので、その点OKの人だけ先に進んでほしい。

 ※魂の叫びなので、いつもと文体違うけど悪しからず

 

先に断っとくが、私はBLEACHという漫画が大好き。中学生の頃からハマり、当然単行本も全巻持っている。

 

毎週月曜日の朝は、その日発売のジャンプ掲載の最新話について朝礼まで友達とBLEACH談義をするのが日課だった。

 

つまり青春時代を、BLEACHと共に過ごしたといっても過言ではない。そんな私はBLEACH連載終了後、アプリで読み直す活動を続けていた。

 

BLEACHの連載終了が2016年8月。その翌月からアプリでの配信が始まった。このアプリは一日一話配信制ではなく、ログインポイントで話をアンロックしてくタイプ。

 

私はアプリが発表されてからすぐに1巻から読み直しを始めたから、だいたい1年半くらいかけてBLEACHを読み直したことになる。

 

 

 

 

そして、ついに先日、最終話まで読み終えた。改めて思ふ。

 

 

 

 

 

 

 

 

BLEACH、やっぱり駄作だった。

 

言いたいことは正直無限にある。超人薬で100年貰っても多分言いたらんだろう。 

でも、敢えて今回は言いたいことを3つに絞る。簡単な話です。たった3つだけです。

 

 

1 終わり方雑すぎ!最終巻とか中身詰め込みすぎ!

まず、この画像をご覧頂きたい。BLEACHアプリで表示された最終巻収録話のサムネ一覧である。

f:id:arihit0:20180512111832p:plain

 

BLEACHを読んでいた人なら、このサムネを見ただけで「あーこんな話あったなぁ」と思うのではないだろうか。

 

おそらく連載当時も思ったが、改めて読んで痛感した。詰め込み過ぎ、駆け足過ぎだ。最終巻には12話収録されているが、最後の2話は蛇足も蛇足な中身のないエピローグ。

 

そうなると本編は実質10話なのだが、その間で主人公は

  1. ラスボスと対峙
  2. そこまでかっこ良くない新形態に変身
  3. 新形態により善戦かと思いきや、次の話では斬魄刀折られ絶望
  4. 諦めたけど斬魄刀直してもらえたから復活
  5. ラスボスと再会するも、即座に斬魄刀折られる
  6. 結局ポッと出のスーパーアイテムによってラスボスを無力化→倒す

というフローをこなしたことになる。1話1話で目まぐるしく展開が変わると言えば聞こえはいいが、実際の中身は相当薄い。新形態も2話程度しか登場せず、何も思い入れがない。

 

最終話までの話数が決まってたということもあるだろうが、もう少し畳み方があっただろうにと思ってしまう。

 

少なくともあの中身が無いかつ、回収する気のない新情報を盛り込んできた、あの謎エピローグに2話使う必要はなかった。絶対。

 

2 霊王って結局何なの?

霊王。その存在自体は最終章が始まる前からずっとほのめかされていた。

 

藍染仮面の軍勢の因縁が明かされる「破面編(過去編)」では霊王に仕える王属特務=零番隊であることが明かされるし、そもそもの藍染の目的も霊王がいる霊王宮に向かうことだった。

 

もっと遡れば"王属特務"という言葉も序盤の「死神代行編」での最下級大虚(ギリアン)戦で使われている。

 

長期的に貼られ続けた伏線は、最終章で回収されるかと思いきやその殆どは明かされぬままだった。

 

なぜ四肢がなく尸魂界の楔とされていたのか?、滅却師との関係は?、元滅却師なのか?左手や心臓が滅却師側についてたのはなぜなのか?ユーハバッハとの関係は?

 

疑問を上げると枚挙にいとまがない。

 

マンガの長期連載で広げた風呂敷を畳めない、なんてことはよくある話。マンガもビジネスなのだから、売上が悪かったら終わるという大人の事情もあるはず。ファンとして悔しいことだけど、それは仕方がない。

 

でも、ことBLEACHに関してはおそらく編集から「終了まであと何話でまとめてください」という話があったに違いない。エンドが見えているなら、もう少し情報の開示の仕方もあったのではないかと思ってしまう。

 

実際、これ余計だろって演出は最終章の星十字騎士団戦では多々あった気がする……。

 

少なくともリジェのひよこ化とか日番谷に倒された後のジェラルド・バルキリーの復活とかはいらかった。絶対。

 

後者はそのあと特に触れることなく、ユーハバッハによって白骨化されたし、前者にいたっては月夜の吉良吉影をただ描きたかっただけだろ!と思わなくもない。

 

3 「鞘伏」オサレすぎ!

「鞘伏」は零番隊 二枚屋王悦が所有する斬魄刀で、あまりに切れ味が良すぎるため収めるための鞘がなく、液体を詰めた水槽に保管してある。本人曰く「失敗作」。

 

く〜オサレ過ぎる!!この設定と刀が馬鹿でかい水槽に使っているビジュアルが厨二病心にグッと刺さる。

 

しかも刀自体のデザインはそのへんのモブキャラが持つ「浅打」と全く同じ、何の変哲もないデザインというのもポイントが高い。

 

私の中で、ジャンプ漫画カッコイイ武器TOP3というものを勝手に決めているのだが

「鞘伏」は2位!

 

ちなみに1位は魔人探偵脳噛ネウロ「二次元の刃<イビル・メタル>」。3位はシャーマンキング』の主人公 麻倉葉の甲縛式OS「白鵠<びゃっこう>」。次点としては『PSYREN』の夜科アゲハ「暴王の月<メルゼズ・ドア>」。これは技に近いかな。

 

閑話休題。「鞘伏」のように厨二病心をくすぐる「カッコよさ」を設定と画力で表現できるのがBLEACHの最大の魅力だと再認識した。

 

近々実写映画化するらしいが、この「カッコよさ」を3次元で表現できるか甚だ不安。

 

さいごに

以上が言いたかった3つだ。

 

「終わりよければ全てよし」という言葉があるが、逆に言うと終わりがキッチリ締まらないと作品全体の評価は低いものになってしまう気がする。

私の中でBLEACHはその典型例だ。

 

「ジャンプは人気があると簡単に連載を終わらせてくれない」という事実は確かにあって、良いタイミングで綺麗に収束させるというの難しいは難しいんだろう。

それでも長期連載の末、きちんとまとめたなという作品もいっぱいある。

 

ファンとしてはBLEACHもそうであってほしかった。

 

ある劇作家の方が言うには、劇を作る時は"始まり"と"終わり"を先にしっかり決めるのが重要だそうだ。そうすれば間はどうとでもなるらしい。

 

漫画と劇を同じにするな!と言われそうだが、久保帯人先生の頭の中に最終話のイメージはあったのだろうか。あったとしてもあの訳のわからない最終話だったのだろうか。

 

今となってはわからない。

 

繰り返し断っておくが、私はBLEACHが本当に好き。斬魄刀の名前と解号しばりでしりとりをしたり、鬼道の詠唱とかも暗記してた(この辺はファンなら皆やると思う)。

 

やや生意気に文句ばかり並べてしまったが、結局のところ色々疑問や未回収の伏線が残ったまま終わってしまったことが悔しいのだ。

 

時間がなく、全てを描ききれなかったがために、あれだけ熱中した作品が自分の中で駄作と化してしまったことが悔しいなと。

 

もっと久保帯人師匠にオサレな世界観を描いてほしかった。私の厨二病心を満たしてほしかった。

 

でもそれは残念ながら、もう叶わない。

だから私はまたアプリで1巻から読み直すのだろう。

 

たとえ、最終巻に近づくにつれてこんな風に文句が溜まる作品だとわかっていても。何度も何度も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:arihit0:20180512111929p:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

いつからだ?

いつからアプリで無限に読み続けられると錯覚していた?

 

 

 

 

もう誰か、魂葬してくれ。