リボ払いの金利ってヤバいって聞くけど、どれくらい? | 妹に説明するぞ!
どうも。ありひとです。好きな妹キャラは土間うまるちゃんです。ちなみに好きな弟キャラはフルバの花島 恵です。
実は現在、妹と同棲しています。
別になんか面白い理由とか、アニメのような劇的な経緯があるわけではありません。
4月より新社会人になった妹は、研修先に近い我が家に一時的に転がり込んできたのです。狭いですよ。普通に。
そんな妹がある日、言いました。
妹「欲しいブーツがリボ払いというもので払ってみた」
仮にも妹より人生経験豊富な兄として「リボ払い」という単語は聞きづてなりません、
私「ダメだよ。リボ払いなんて。リボ払いをやっちゃいけないなんて社会人として基本だろ」
妹「確かによく聞くよねー。でもなんで?」
私「そりゃ……。き、金利が高いからさ」
妹「高いって、どれくらい?」
私「……。」
私「"なんで"とか、"どれくらい"とかうるさいやつだ。フム…。科学者に向いてるかもしれないな。それくらい己でググりなさい」
こんな感じでその場はお茶を濁したました。
確かにリボ払いは金利がヤバいからやっちゃいけないという認識はあったのですが、具体的にどうヤバいのかわかってなかったなと。
そこでいいきっかけなので、妹にちゃんと説明できるようにちょっと調べてみました。
続きを読むアニゴジ2感想(ネタバレあり)
こんにちは。きっと何者にもなれないありひとです。
遅ればせながら、アニゴジ2こと『GODZILLA 決戦機動増殖都市』観てきました。上映開始からかーなり経ってしまいましたが、次回作も控えてるということなので備忘も兼ねて感想文を書いていきます。
あらすじ
21世紀初頭、人類はゴジラに蹂躙された地球に多くの人命を残し、選ばれし者達だけで恒星間移民船・ アラトラム号に乗って移住可能な「約束の地=タウ星 e」を目指した。しかし計画は失敗し、人類は再び地球へと舞い戻ることになってしまう。そして、長距離亜空間航行によって生じた時空の歪みは、人類が戻るべき場所を「二万年後の地球」に変えてしまっていた。その地球で主人公・ハルオたちはゴジラの攻撃を受けながら、20 年間考え続けた「対ゴジラ戦術」をエクシフとビルサルド、2 種族の異星人と共に実行し、決死の戦闘でゴジラを倒すことに成功する。 しかし、喜びも束の間、地中深くから真のゴジラ<ゴジラ・アース>が姿を現す。二万年もの間成長を続け生き永らえ、体高 300 メートル、質量 10 万トンを超える姿へと進化した超巨大ゴジラの圧倒的な破壊力を前に、ハルオたちは散り散りになってしまう。 そしてハルオを救ったのは、人類の生き残りと目される「フツア」の民、ミアナだった。フツアはこの地球で初めて出会った人型の生命種族である。彼らは人類の子孫なのか――。「フツアの神もゴジラに破れ、今は卵を残すのみ。挑むもの、抗うもの、すべて炎に呑まれて消える」という彼らにハルオは、「これは、人類の手に地球を取り戻す、最後のチャンスなんだ」と語り返す。 一方、ビルサルドの指揮官・ガルグは、フツアの持つ矢じりが“自律思考金属体=ナノメタル”でできている事に気がつき歓喜する。それは、21 世紀に彼らが富士山麓で「対ゴジラ決戦兵器」として開発するも、起動寸前で破壊された<メカゴジラ>を構成するものと同じ物質であり、その開発プラントが今もなお、残っている証だった―――。
ざっくり一言感想(ネタバレなし)
本シリーズは元々Netflix向けの長編アニメとして制作予定されていたものが、『シン・ゴジラ』のヒットを受けて映画として上映されるように方向転換したものです。
なので、前作『GODZILLA 怪獣惑星』もNetflixでもう視聴できますし、本作もすぐに同サービで視聴可能になるでしょう。
そして、私の感想ですがストーリーは悪くないんだが、"怪獣"映画としては微妙。映画館に足を運ばなくてもNetflixで十分だったかな、というのが率直な感想です。
怪獣映画として微妙という感想の理由として、個人的に残念だった点が2つあるからです。
残念だった点①:ゴジラのサイズ感が伝わってこない
これは前作『GODZILLA 怪獣惑星』からも結構言われてることなんですが、メインであるゴジラの巨大さがあまり伝わってきません。
今回のゴジラ、通称ゴジラ・アースは体高 300 メートルと歴代TOPの大きさを誇ります。上映当時最大とされていたシン・ゴジラの第4形態が体高約110メートルだったので、その2倍と圧倒的なデカさです。
しかし、今回の戦場となる二万年後の地球は文明が滅んでおり、比較となる建物が全くありません。結果的にせっかくのゴジラ・アースの特徴である半端ない巨大さが映像からあまりわからないんですよね。
それでも前作では、ゴジラ・アース登場シーンではそれなりに大きさを感じることができました。
山を揺らす地響き、緩慢な動きと尻尾を一閃振るだけで戦艦を破壊するシーンから、ゴジラ・アースの持つ異常な質量を表現できていたように思います。
でも、今回はほとんどその質量を感じるシーンはなかったです。割と歩くの早かった気がするし、都市の中で戦うのですが、その都市にある建築物の方がゴジラよりも大きかったりして、いまいち大きさにピンとこなかったです。
やっぱり怪獣は大きいのがいいのかなと個人的に思います。ゴジラにせよウルトラ怪獣にせよ、自分たちが住んでいる町やビルがいとも簡単に踏み潰される、そんなところに怪獣映画の魅力があるのかなと。
その辺、シン・ゴジラはリアルに描いてて良かったなと改めて思いました。アニゴジは設定上仕方ないとはいえ、せっかく歴代TOPのゴジラなのにもったいないと感じてしまいます。
2つ目の残念だった点はネタバレが発生します。
以下、ネタバレありの感想です。未鑑賞の方はご注意ください。(とはいっても2018.06.17現時点でまだ上映している映画館はかなり少ないと思いますが)
*1:Filmarksから引用
「生活防衛資金」と「無リスク資産」とか考えてたら眠れなくなったって話
こんにちは。ありひとです。好きなメカゴジラは初代です。
かなり久々の更新となってしまいました。
ブログを開設してだいたい2ヶ月弱。未だに記事数か10も満たない超弱小ブログの管理者なわけですが、つくづく感じるのが書き続けることの大変さです。
ほぼ毎日更新してているブロガーさんをTwitterで見る度にすごいなと感じます。時間の使い方が上手いんだろうなと。
私も見習っていきたいところです。
結構、毎日思ふことはあるんです。そりゃそうですよね。生きてれば人間、色々考えます。
しかし、いざブログのネタにしようとすると「こんなこと記事にしてもなぁ」ってブレーキがかかってしまいます。
でも多くの有名ブロガーさんも「最初は書け!とにかく書け!」と仰ってるので、もう少し記事にするまでのハードルを下げていこうかなと。
ということで、今日は「無リスク資産」と「生活防衛資金」について思ったことの記事です。
ちょっと悩んでるんですけど、結局あんまり自分の中で答えが出てないですよね。
なので、読まれた方には「結局なんやねん!」って思う方がいらっしゃるかもしれませが、生暖かく読み進めてやってください。
できれば、「自分はこう考えてるよ!!」って意見とか貰えるととても嬉しかったり。
「生活防衛資金」とは
そもそも生活防衛資金とは何か、復習しておきます。生活防衛資金とは、リストラ、病気や災害に見舞われても自分と家族の生活を守るためのお金です。
要は、生活資金でも投資用の資金でもなく、いざというときのために確保しておくお金です。
「生活防衛資金」というのは怪獣映画に出てきそうな中々いかついワードですが、初めて使われたのは木村剛さん『投資戦略の発送法ーゆっくり確実に金持ちになろう』の中でだとか。
私も原著の本を読んだことなはないですが、多くの投資入門書で重要性が説かれているのを目にしています。
生活防衛資金はいくら必要か
これもよく議論されるテーマです。人によって「生活費3ヶ月分で十分だ」とか「2年分はほしい」とか色んな意見があります。どの程度お金を確保しておけば安心できるかは、人それぞれなので答えがあるものではないのでしょう。
ちなみに、私は生活費半年分くらいでいいのかなと思ってます。
無リスク資産とは
今度は無リスク資産についてです。これはその名の通りリスクがない資産のことですね。具体的には債権や現金です。
投資家はこの無リスク資産をアセット・アロケーションに組み込むことで自分のリスクをコントロールする必要があります。
「生活防衛資金」「日々の生活費」「無リスク資産」「まとまって必要なお金」お金の色分けにこんがらがる
今日の本題である私の悩みです。
きっかけはぼちぼち本格的に結婚資金について考えようと、自分の資産を眺めていたことが始まります。
私は主に自分のトータル資産を以下のように分けられると考えていました。
- 生活防衛資金
- 日々の生活費
- 無リスク資産
- リスク資産
生活防衛資金と日々の生活費を「資産」という言葉で表すのは、微妙な気もしますが、要は自分の持ってるトータルのお金(または投資信託)の区分を作ると上のようになるということです。
さて結婚資金を考える上で、悩むのはどこからそのお金を出すかです。
生活防衛資金はいざというときのお金なので日頃からお金について考えるとき登場人物としてでてきません。今回も出てきません。
日々の生活費、これもいいでしょう。生活のためのお金なので、ここからは出せません。
残るは無リスク資産とリスク資産です。ここで私は「はて……」と思い始めました。
私は債権は買わずに無リスク資産を現金として持っています。なので、最初はその現金を結婚資金に回そうかと思っていました。
しかし、その現金を含めたアセット・アロケーションを組んで考えているため、現金を切り崩してしまうとアセット・アロケーションが崩れてしまい過剰なリスクを負うことになります。
かといってリスク資産は基本的に長期投資のためのものだから、売りたくないわけです。
あれ……。みんなはどうしてるんだろう。結婚資金に限らず、車とか家とかってどこからお金を出してるんだろう。みんな、もしかして
- 生活防衛資金
- 日々の生活費
- 無リスク資産
- リスク資産
- まとまって必要なお金
的な幻の5人目(ファイブマン)がいたりする?
そうなると余剰金を無リスク資産、リスク資産、まとまって必要なお金の3つに分けて貯金なり投資なりしてるっとこと??私、そんなに余剰金ないよ?
いや、それは逆に言うと私が余剰金を投資に回し過ぎってことになる?
うわっ、私の投資金額、収入に対して多すぎ……的な?
本当は余剰金 - まとまって必要なお金 = 投資金額にしなきゃいけなかった?
とかをず〜っとグルグル考えてたら、夜がだいぶ更けていたのでした。
ほったらかし投資を志すインデックス投資家として、なんと愚かな行為をしてしまったのか。
無理やりまとめ
グチャグチャと書きましたが、結論、私の解としてはアセット・アロケーションを崩さないようにリスク資産からも切り崩すしかないんだと思います。
言っても、そこまでリスク資産が積み上がってるわけではないので、長い目で見ればそこまで気にすることはないのかなと(信じたい)。
ただ今後の方針として「5.まとまって必要なお金」を考えた上で月々の投資金額は考えないといけない気がしています。
例えば、子供の教育資金。これも学資保険には入らない方がいいとか、投資信託の運用で調達するのがいいとか様々な意見があります。
しかし、用途が明確になっているお金については、やはり無リスクで堅実に貯めるというのが基本なのかなと私は思います。
そうなるとリスク資産を切り崩さないためには、無リスク資産とは別の色分けをした現金が必要になるのかなと。
こうやって改めて文章に書くと、私は頑なに3と4の資産については触れたくない資産なんでしょうね。ひたすらバイ&ホールドしていたいんだなと実感。
みんなはどう考えているんでしょうかね。
私はこう考えているよって方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。
軽く調べて見たところ、「生活防衛資金」さえ確保していればあとは全部「リスク資産」って強者もいるみたいです。
結局、これも個人の哲学だ!ということなんでしょうね。身も蓋もない結論で申し訳ないですが。
あとがき
冒頭で、ブログ記事を毎日更新している人はすごい!という話をしました。
青いノボル(@sindanindex)さんもその一人で、投資や資産形成について、いつも濃い内容を書かれています。等身大で身近な内容の記事がとても勉強になります。
中には1日2、3記事上げる強者もいらっしゃいます。
赤いライジングスター(@redrisingstar7)さんは毎日欠かさず2〜3記事あげてらっしゃいます。内容は投資や時事ネタがメインです。
文章が短くまとまっており、私もよく読ませていただいています。
他人と比べるものではないですが、「毎日更新」はブロガーとしての1つの目標なんですよね。現状ほど遠いですが…。
せめて週一更新を目指したいなぁと思うこの頃です。まずは文章化することになれていかないとですね!
ということで、今日も読んでいただきありがとうございました。
この次もよろしくどーぞっ!
【図でわかる】アセットアロケーションとポートフォリオの違いってなに?
どもー。ありひとです。
今日は資産運用におけるアセットアロケーションとポートフォリオの違いについて、書きます。
何言ってんの?そもそも全然違うものでしょ?
とツッコめる方は、この記事はお役に立てません。ブラウザの戻るをクリック or タップしてください。
というのも、お恥ずかしいことに私は最近までこの2つの違いをきちんと理解していなかったようなんですね。ほぼ同義語だと思っておりました。
なので整理を兼ねてこの記事でまとめていきたいと思います。
- アセットアロケーションとポートフォリオの違い
- アセットアロケーションとは
- 投資家にとってアセットアロケーションは超重要
- じゃあポートフォリオって?
- どうして私はアセットアロケーションとポートフォリオを混同していたか
- まとめ
- さいごに
アセットアロケーションとポートフォリオの違い
今回はわかりやすく図にしてみました。まず下の図がアセットアロケーションです。
次にこっちがポートフォリオです。
違いが伝わりますか?
さすがにこれだけじゃわかりませんよね。もう少し詳しく説明します。
アセットアロケーションとは
そもそもアセットアロケーションとは何でしょう。アセットアロケーションとは、日本語では「資産配分」と訳され、資産をどういった形でどれだけの割合で配分するかを決めることです。
例えば最初の図で言えば、全資産を「国内株式」、「新興国株式」、「先進国株式」という形でそれぞれ30%、40%、30%ずつ配分しているアセットアロケーションを意味します。
今回は説明を簡単にするために、図には株式しか登場していませんが、資産の形は他にもいっぱいあります。
これらの資産の形をアセットクラス(資産クラス)と言います。もちろん、現金も立派なアセットクラスです。
したがって、アセットアロケーションは「自分の全資産をどのアセットクラスで、どれだけの割合持つか決めること」と言い換えることができます。
投資家にとってアセットアロケーションは超重要
このアセットアロケーションは投資家にとってとても重要です。なぜならば、得られるリターンや負うリスクは、アセットアロケーションによって決まってくるからです。
インデックス投資家ブロガーの大御所、水瀬ケンイチさんも著書でこう述べています。
銘柄選択や投資タイミングではなく、資産配分によって投資結果がほぼ決まってしまうということなのです。
これはれっきとした研究結果だそうで、様々な論文で同様の結果がでてるのだとか。
直感的にも、株式100%で資産を持っているより株式50%、国債50%で持ってた方が安全な気がします。でも儲けた時も小さそうですよね。
このようにアセットアロケーションを変えることで、リターンとリスクを決めることができます。
したがって、目指すリターンと自分が許容するリスクを考えて、アセットアロケーションを決めることが投資をする上で重要なわけです。
じゃあポートフォリオって?
アセットアロケーションが何か、分ってもらったところで再度2番目の図を見てください。
この円グラフも「国内株式」30%、「新興国株式」40%、「先進国株式」30%の資産の割合を表していますが、こっちは具体的な金融商品が書いてあります。
そうです。アセットアロケーションを、具体的な金融商品で表現したものがポートフォリオです。
国内株式というアセットクラスの金融商品はたくさんあるわけです。その中から自分が気に入った、よいと思う商品を選択して、ポートフォリオを組んでいくわけです。
どうして私はアセットアロケーションとポートフォリオを混同していたか
投資に目覚めたての頃に、松井証券主催の俺のPFセミナーというイベントに参加しました。
有名な投資ブロガーのポートフォリオを公開し、ご本人様のトークセッションがあるという贅沢なイベントだったのですが、そこで公開されていたのは今思えばポートフォリオではなく、アセットアロケーションだったんですね。
でも、ガッツリ「ポートフォリオ」ってタイトルついてたこともあり、素人の私は勘違してしまったのです。
それからずっと混同したまま使ってたのですが、ある時コチラのブログでのQ&Aのコーナーを読んで自分の理解が誤っていることに気が付きました。
やっぱり、同じように勘違いちゃう人っているんですね。勉強不足を反省する反面、ちょっと安心。
ちなみに上記のサイト「ノーロード投資信託ガイド」様はインデックス型投資信託を主軸に、投資に関して質の高い情報がまとまっている超優良サイトです。
ぶっちゃけこのサイトを良く読むだけで初心者の人でも十分投資は始められるんじゃないかと思います。投資に興味ある方はぜひ一度アクセスしてみてください。
まとめ
今回のまとめです
アセットアロケーションは資産配分のこと。自分の資産を現金、株式や債権といったた様々なアセットクラスのうち、どのアセットクラスでどの割合持つか決めること。
ポートフォリオは決めたアセットクラスを具体的な金融商品で表現したもの。
さいごに
用語って難しいですよね。ポートフォリオって英語で「肖像画」の意なので、アセットアロケーションの図でもポートフォリオって呼ぶのは、あながち間違ってないかもしれません。
どの資産クラスを、どれだけ持つか見るだけで、その十分その投資家のスタイルというか個性が見えますもんね。
実際、アセットアロケーションとポートフォリオをそこまで使い分けていないブログも多いように見えますし。
ただこのブログでは、この記事で紹介したように定義して使い分けていこうと思います。
そんでは、今日はこのへんで。
次回もよろしくどーぞっ。
私が投資について真剣に考えるようになったきっかけ② 投資ブロガーとの出会い
こんにちは。ありひとです。
今回は前回のつづきで、私が投資の世界って面白いな、真剣にやってみようかなと思うようになったきっかけについて書いていきます。
大ファンである山崎さんの出版イベントに参加
前回紹介した経済学者 山崎元さんの本を読んでから先生の大ファンになった私は、山崎さんの他の著書を読んでインデックス投資について、勉強する日が続きました。
今思えば、読んでばかりではなくさっさと実践すればよかったのですが、勉強が楽しかったんでしょうね。
山崎さんのtwitterもフォローしていた私は、ある日、山崎さんの出版イベントが家の近くで催されることを知り、大興奮!
光の速さで応募して、意気揚々と参加したのです。
この時ほど、都内に住んでいて幸せだと思ったことはなかったですね。
ちなみにその時出版された本がコチラ。
フィナンシャル・プランナー岩城みずほさんとの共著で、人生100年時代と言われる現代で個人がどれだけのお金を貯めておくべきかを算出する計算式「人生設計の基本公式」の提案している本です。
"生"山崎元にただただ感動
イベントは神保町のキッチンスペースで行われ、参加者は24名程度の規模でした。
こういったイベントに参加するのは初めてで、しかも投資やお金に関しては全くの素人だったのでとても緊張しながら臨んだのですが、参加者のレベルに関係なく楽しめる会でした。
内容としては、用意された食事・お酒を楽しみながら岩城さんと山崎さんのトークセッションを聞けるというもの。
お二人への質問コーナーもあり、私もわからないながらに質問させて頂きました。
トークセッションはもちろん有意義でしたが、私は生の山崎さんにお会い出来たことに感無量。
私としては有名人に直にお会いするのと一緒で、しかも一緒にお話しながらお酒を飲めるだなんて、、、終始興奮していた気がします。
ちゃっかり、サインとツーショットも撮ってもらったりしちゃいました。
マニアの世界にようこそ!投資ブロガーとの出会い
山崎さんに会えた!それだけで私にとって大きなイベントだったのですが、このイベントはもう一つ大きな価値を与えてくれました。
投資ブロガーという存在との出会いです。
投資ブロガーとは、自身の投資の運用実績や投資スタイルをブログ記事として書いている人たちです。投資スタイルは様々ですが、インデックス投資をメインでやっているブロガーさんが多いように見えます。
そのままですね。しかし、投資ブロガーって凄いんですよ!
何がどうすごいって、金融機関や金融庁が投資ブロガーの意見や記事を投資家の声の代表として尊重していることです。
言い換えると、投資ブロガーはその深い知識と圧倒的な発信力で、投資信託などの商品を売る側やNISAなどの制度を作る側に大きな影響を与える存在なんですね。
例えば、大手運用会社である三菱UFJ国際投信さんはブロガーミーティングというものを開催しており、定期的にブロガーとの意見交換を行っています。
他にも先日開催された金融庁主催のつみたてNISA促進イベント「つみフェス2018」では著名なブロガーの方々が登壇する場面もありました。
元来ブロガーっていうのは、ネットというある意味で閉じられたというか、アングラな世界で、コアな情報を届けたり、自分の考えを発信する人たちかなと思ってたんですが
ここまでブロガーが『公(こう)』の世界に影響を与えている分野って他にあります?
私は結構衝撃的でした。こんな世界があるだなんて。そしておもしろいなと感じたわけです。
そんな投資ブロガーの方とお一人、私はこのイベントでお話をさせてもらい、この世界の存在を知ったのです。
そのとき一緒にお話をさせて頂いた一人の女性投資家の方が言った一言が今でも忘れられません。 (その方自身はブロガーではないのですが、インデックス投資歴も長くブロガーの友人が多い方です)
「マニアの世界にようこそ!」
マニア。なんて甘美な響きでしょう。短い人生で何か一つ特化した分野を持ちたいと思うのは私だけではないはず。人はそれを達人、ヲタク、そしてマニアなどと呼んだりします。
自分もそんなマニアに憧れて、もっとちゃんと投資について勉強してみようと思うようになったわけです。
さいごに
前回と今回の2回に分けて私が投資について、真剣に向き合うきっかけについて書きました。
結局、その後マニアになるべく、すぐにブログを開設したりはしなかったですが(なぜなら、知れば知るほど玄人投資ブロガーの皆様の知識に圧倒されてしまい、自分がブログ書いたところで感が拭えなかったので…。)
まぁ自分の知識の整理のためにも、書いてみようかなと思いこのブログに挑戦しています。
できれば自分と同じくらいのレベルで、なんとなく投資や資産運用を始めたいって人に向けて一歩だけ前に進んだ、役立つ話を伝えていけたらなと思っているので、これからもよろしくどーぞっ!
ありひとでしたー。
私が投資について真剣に考えるようになったきっかけ① インデックス投資との出会い
こんにちは。ありひとです。
今回は投資に関する記事です。
過去の記事で紹介したように、投資始めたての頃の私は、無知ゆえに2つの失敗を犯してしまいます。
- NISA口座を銀行窓口で開設してしまう
- 手数料が高い投資信託を購入してしまう
しかも、タチの悪いことにそれが失敗とも思ってなかったんですね。
それどころか、お金のプロがいる銀行でNISA口座を作り、オススメの投資信託を買い、将来に備えいてる自分は若いながら立派だな、とそんな風に思ってました。
ははは。ちゃんちゃらおかしいですね。
今日は、そんな私が「自分の投資スタイルは間違ってるんだ!もっと勉強しなきゃいけない!」と思うようになったきっかけを書いていきます。
山崎元さんの本を読んでインデックス投資と出会う
転機となったのは経済学者 山崎元さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んだことです。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
- 作者: 山崎元,大橋弘祐
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2015/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
購入した理由は、以前山崎さんのコラムを読んで、その内容に衝撃をうけたことがあり、それ以来山崎さんの本が気になっていました。
そのコラムの内容については、ゆくゆく書きたいなと思ってます。
さて、山崎さんの著書ということ以外はこの本について全く前情報は持ってなかったのですが、これが半端ない良書だったんですね。
どう良書だったのか、ここでは簡単に書きます。
(本ブログ初の書評記事はこの本と決めており、いづれそこでじっくり魅力を語るつもりです!)
まず、何よりわかりやすさが半端じゃない!!
この本は「お金に関してド素人」の大橋さんがお金のエキスパートである山崎さんに話を聞きにいくところから始まり、お二人の会話形式で進行していきます。
お金に詳しくない読者と同じ目線で投げかけられる大橋さんの疑問や悩みに対して、山崎さんがバシバシ答えてくれるので、痒いとところに手が届くように疑問が晴れていきます。
ポイントは会話形式というところです。
質問に対して、山崎さんのセリフとして回答が書かれているので難しい用語も素人にわかるように噛み砕いて説明してくれています。
なので要点がわかりやすいし、頭に入ってきやすい!
人間、話す時ってそんなに長く喋らず、エッセンスを伝えようとしますよね。
学会発表で自分の論文を音読する人はいません。要点だけ噛み砕いて伝えます。
それと同じことがこの本の中でも行われてるわけです。
さらに、この会話自体が面白い。
実は山崎さんは結構キレッキレの発言をする方です。乱暴な表現ですが毒舌に近いです(笑)
例えば、「家を購入すべきか」という大橋さんの質問に対してお二人はこんな会話をしています。
山「君は(家を借りるか、買うか)どっち派なの?」
大「断然、購入派ですね。だって、賃貸だと毎月、家賃を捨てていくものじゃないですか。それだったら自分のものになるほうがいいです」
山「一番、ダメな思考パターンだね。「自分のものになる」ということを過大評価しすぎ。君みたいなタイプは銀行の奴隷になるよ」
大「銀行の奴隷……、ですか」
こんなような会話が本書の所々で繰り広げられてます。
なかなかエッジの効いてますよね。そんな山崎さんと大橋さんの会話が小気味よく、スイスイ読み進めることができます。
気弱なインタビューア大橋さんと毒とユーモアを兼ね揃えた山崎さんの会話劇として楽しめる本でもあるわけです。
そんな名著読んで私は、次のことをこの本から学びました。
- 市場の動向を予測することはプロでもとても難しいことであり、市場の平均に長期的に投資するのが合理的
- 投資用の口座は(NISAを含めて)ネット証券で開設することがオススメ
- ポイントだけ抑えれば、投資は難しいものではない
他にも「保険に入ってはいけない理由」なども学んだわけですが、大きくは上の3つです。
このポイント1が、私が今実践しているインデックス投資と呼ばれるものです。
インデックス投資とは、日経平均など市場の平均値に連動するように投資する手法です。
もっと言えばその平均値と連動するように銘柄をパックした投資信託を購入する投資方法を指します。
例えば、日経平均との連動を目指すインデックス型投資信託を購入したとします。その投資信託は、日経平均が上がれば、値段が上がりますし、日経平均が下がれば、同じように下がります。
このインデックス投資の何がいいのか、というのはまた別記事でまとめます。
ざっくり言えば、
「自分でアレコレ考え、時間をかけて株を選んだとしても、結局市場の平均値を上回るリターンを得ることはなかなか難しい。それだったら市場の平均に委ねて、投資以外のところで人生を謳歌するべき」
これが山崎さんをはじめインデックス投資家がインデックス投資をオススメする理由になり、共通で持ってる基本理念です。
私もこの考えにとても感銘を受けました。
だっていくら儲けたくてもよくテレビとかで観るような、ディスプレイをたくさん並べて株価の動きを逐次見てるようなデイトレーダーになれる訳がありません。
仕事に、趣味に、日々の生活に忙しいですもん。
一方でインデックス投資はインデックス型の投資信託を購入して、ほったらかしておくだけ。
シンプルで誰もが続けやすい投資法なわけです。
インデックス投資の良いところは他にもあります。それはインデックス型の投資信託は手数料が安いんです。
お。どっかで聞いた話ですね。
そうなんです。ここで初めて私は投資信託の手数料を気にするという考え方を学び、今買ってる商品の手数料が高すぎることに気がつきました。
インデックス型投資信託は、連動している指数を構成する銘柄を機械的に購入するだけなので、運用会社の手間も少ないのです。
手間が少ないから、手数料も安い。これもシンプルですよね。
まとめ
以上のように、私は山崎さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んでインデックス投資の存在と出会い、自分の投資スタイルを見直すきっかけになりました。
誰が読んでもわかりやすく、面白くお金について学べる本だと断言できますので、未読の方は是非是非読んでみてください!
実は、私が投資という世界により興味を持ったきっかけがもう一つあります。
今日は長くなってしまったので、その話は次回に持ち越したいと思います。
ということで、この次もよろしくどーぞっ!